農大日記

2018年10月12日

作物コース実習風景(10月上旬)

1.コンバインが「ぬかるみ」にハマる
 稲刈り中にコンバインが田んぼの「ぬかるみ」にはまり、前にも後ろにも動けなくなってしまいました。今年は長雨の影響で田んぼが乾かず水を入れる場所付近の土が柔らかい田んぼがとても多くなっています。収穫作業の前に田んぼの中を歩き土が柔らかい場所を確認はしていたのですが、気づいた時には脱出不可能な状態に・・・。運転していた学生はガックリ。でも、大丈夫。農業大学校には経験豊富なベテラン職員がいて救出に駆けつけてくれます。今回も、トラクターと牽引用のロープなどを駆使して救出してくれました。助けてくださった先生方ありがとうございました。
 


2.台風対策
 台風が2週続けてやってきて、対応に追われました。一度目の台風では、気温が比較的高い状態で大雨と強風にあったため、まずは軟腐病という病気の防除。次の台風は強風が予想されたため、風で倒れないようにネギの中に支柱を立て、紐で固定し、さらに根元に土を寄せる対策を行いました。幸い台風は直撃せず、ほとんど被害はありませんでしたが、このような対策も良い勉強になります。
 
 

3.収量構成要素の調査開始
 9月10日に調査分析用に採取した試験区のイネが十分に乾燥したため、10月9日から調査を始めました。調査区内の代表的な個体を選抜し、節と節の間の長さや穂の数、籾の数、充実した籾の割合、玄米千粒の重さなど細かく調査していきます。
 

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