農大日記

2018年10月3日

作物コース実習風景(9月下旬)

1.稲刈り実習
 本来であれば稲刈り真っ盛りの時期ですが、晴れの日が続かずなかなか稲刈りができない日が続いています。ようやく9月21日と23日に稲刈りができました。一年生は初めての稲刈りですが、事前にコンバインの運搬や操作方法の練習をしていたためスムーズに稲刈りを行うことができました。しかし、田んぼによっては水はけの悪い場所があり、コンバインがぬかるみにはまらないように慎重に作業を行いました。天気が続けばどんどん実習をしていきたいと思います。
 
 
 

2.ブロッコリーの中耕、白ネギの土寄せ
 ブロッコリーや白ネギの畑も雨で土が乾かずなかなか作業に入れません。しかし、草はどんどん大きくなってきます。生えた草を抑えるために中耕といってブロッコリーが生えていない部分を耕す作業を行いました。白ネギも涼しくなってきてどんどん大きくなっています。白い部分を長く伸ばすために成長に合わせて土を盛り上げる土寄せ作業を行いました。
 

3.掃除道具入れの設置
 ガラス温室内の掃除道具は直射日光があたり劣化が早いため、掃除道具入れを設置しました。スチール製の棚に掃除道具をかけられるように細工した角材を取り付け完成です。軽トラックで運んで温室内に設置。いい具合に掃除道具を収納できました。農業大学校ではGAPに取り組んでおり、このような整理整頓の小さな改善も日々行っています。
   

4.新米の籾摺り、精米と販売
 9月29日に鳥取西部農協の直売所「アスパル」で農業大学校の販売実習を行いました。ちょうど、新米の収穫ができたので、実習で販売できるよう大急ぎで籾摺りと精米を行いました。29日はあいにくの雨模様でしたが、多くのお客様にご来店いただき、39キロ準備した新米を1時間程度で完売することができました。お買い上げいただいた皆様ありがとうございました。
 

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