2015年10月28日

2015年10月28日 沖底(網代)

ズワイガニ漁期前トロール調査と、どの地区の沖合底びき網もマダラを狙った操業が多かったため、久々の市場調査となりました。
本日の主な水揚げは、アカガレイとホッコクアカエビ(赤えび、甘えび)でした。
やっとアカガレイが測定できました。
アカガレイ ホッコクアカエビ(赤エビ、甘えび)

また、久々の市場調査をアカグツ、ハコフグとかわいい魚が出迎えてくれました。

アカグツは7年ぶりの対面でした(感激)。
アカグツ アカグツ
ハコフグ 
このアカグツ、ハコフグは、漁師さんの了承を得て、「とっとり賀露かにっこ館」に行くことになりました。

そのほか、浅い海域も操業したようで多種多様な魚が揚がって、にぎやかな市場でした。
※魚種名は画像にマウスのカーソルを持って行ってください。
【深海もの】
ニギス(沖ぎす) アカムツ(のどぐろ)
ヒレグロ(やまがれい)  タナカゲンゲ(ばばちゃん)
ノロゲンゲ(どぎ) ガンコ(おとく)
クロザコエビ(もさえび) トゲクロザコエビ(がらもさ)
エッチュウバイ(白バイ) エゾボラモドキ(赤バイ)

【浅海もの】
キダイ マダイ(チダイ混じり)
マトウダイ カガミダイ(ぎんばとう)
ホウボウ チカメキントキダイ(きんめ、へいけだい)
ウマヅラハギ(ちゅーかー) ケンサキイカ
オオクチイシナギ(右下)もいました。
たまにしか揚がらない魚なので、漁師さんも名前が分からず、発泡箱の上蓋には通常魚種名を書くところに、縦縞の魚の絵が描いてありました。
イズカサゴ オオクチイシナギ
活魚もいました。
活魚 ヒラメ
マコガレイ ババガレイ(あぶらがれい)

カスベ(コモン・モヨウ・メガネカスベが混在)がヒレのみで出荷されていました(船上加工)。
カスベ

【おまけ】
境港の仲買から逆位(右と左が反対)のヤナギムシガレイ(ささがれい)の提供がありました。田後の沖合底びき網漁船が漁獲したようです。
通常カレイは有眼側(目がある方)を上にすると右側に頭がきますが、この魚はヒラメと同じ左側です。
なかなか珍しい個体です。
逆位のヤナギムシガレイ(ささがれい)

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