鳥取砂丘レンジャー日記

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2011年12月9日

いよいよ明日から始まります!!

毎年恒例、今年で9回目となる「鳥取砂丘イリュージョン」が明日から開催されます。
本番に向けて、昨日試験点灯が行われました。
馬の背の風景
本番同様のライトアップ、20万球を超える光に包まれました。
きれい!!

写真の右にも左にも会場は続いています。
写真右側の階段を上がると、「流星アーチ」や「愛の鐘」、そして馬の背のライトアップが待っています。
気になりますね~。
ぜひ会場に足を運んでご覧ください☆

イベントも盛りだくさん♪今週末のイベントは・・・

【10日(土)】オープニング
午後4時50分~ 地元 敬愛高校吹奏楽部によるオープニング演奏
午後5時10分~ 点灯式開会
午後5時30分~ ☆点灯☆
【11日(日)】
午後5時15分~ 鳥取大学附属学校部1000人の子どもたちによる大合唱

屋台も並びますよ~♪

イベント情報など詳しくは
  >>鳥取砂丘イリュージョン公式HPをご覧ください
砂像

砂丘事務所 2011/12/09

2011年12月8日

砂丘を学ぼう!自然を学ぼう!

先日、「鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー第8弾」を開催しました。

今回の内容は、砂丘の地下構造を自然電位などのデータで探ってみようということや、山陰の気候と鳥取砂丘、さらに12月10日の皆既月食についてなど、内容の豊富なものでした。

本当は、砂丘に出て実際に自然電位を測定して、場所によって電流の強さが違うということを見ていただくはずでしたが、生憎天候が悪く、現地での測定は断念しました。

測定に使う機器はこれです。



こんなに簡単そうな機器で測定ができるのです。

測定したデータで何が判るのか。



参加者も講師の話を熱心に聞いておられました。

実は、地下に水があったり火山灰の層だと電位が高く、そういうものがなければ電位は低くなるようです。

馬の背は砂の層が厚いので電位は低く、オアシスの周辺はすぐに水の層があるので電位が高くなるということです。


また、山陰の気象と鳥取砂丘ということで、鳥取砂丘に吹く風と砂の移動量についてのお話しもありました。




最後のお話しは、どうして月食が起こるのか、12月10日に起こる皆既月食についてのお話しでした。
昔の人は月食で月や地球の大きさを測ったそうです。



12月10日は「鳥取砂丘イリュージョン」が始まります。
イリュージョンを見てそのまま砂丘の中で皆既月食を観測するのはいかがでしょうか?

二重の感動を得られると思いますよ。


次回の魅力満喫ジオツアーは1月21日。
厳寒の鳥取砂丘砂嵐ツアーを開催します。

冬の鳥取砂丘で砂嵐を体感されてはいかが?
詳細は後日HPに掲載します。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2011/12/08

2011年12月7日

11月の天候

以前、このレンジャー日記で砂丘内の気象観測機器が新たに設置されたとの報告をしましたが、11月の取得データを分析してみました。
まず、観測機器の写真を紹介しておきます。
気象観測機器

この設備により、風速・風向・気温・湿度・気圧・雨量 を10分毎に測定してデータを蓄えています。

11月のデータは
  風速 最大  31.8 m/s 11月19日 PM7時20分 北の風
  風向      10 m/s 以上の風が吹いたデータの個数でグラフにしました
      風向
10m/s以上の風は485件(総データ4,316件)あり、北西の風は全体の53.4%を占めていました。

この北西の風により、鳥取砂丘が造られたのが証明されるようなデータですね。
12月以降は更に北西の季節風は増加すると考えられます。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/07

2011年12月6日

砂丘からも見える。

雪をかぶった大山

早朝は鳥取砂丘から、雪をのせた大山(だいせん)が見えました。
これから少しずつ、雪景色がこちらの方へ近づいて来そうです。

今日の砂丘は、12月10日(土)の点灯に向けて作業も順調のようです。


今年で9回目となる、鳥取砂丘イリュージョン・20万球を超える「希望の光」が16日間輝きます。みなさん、何回でも見に来てくださいね。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/06

2011年12月4日

厳しい寒さの冬は間近

鳥取砂丘の冬は、強い北東の季節風が吹き荒れ砂嵐の毎日が続きます。
この厳しい環境に耐えしのいで春を待つ生き物・植物たちが沢山います。
厳しいと言っても文字では表現しきれないので、冬を耐えしのいだ”木”を写真で紹介します。

下の写真は長年の間、砂丘を見続けた「ニセアカシア」の木ですが、枝は南西方向に偏っており北西の季節風の強さが感じられます。
ニセアカシア

更に、木の幹を見ると北西側は表面の樹皮が無く芯の部分が露出しています。
これは北西からの強い飛砂によりダメージを受けたものと考えられます。
樹皮の無いニセアカシア

最近の一週間の強風による飛砂で下の写真の様なダメージを受けた木もあります。
飛砂の影響

一週間前は幹全体が左半分の黒ポイ色で覆われていましたが、右半分は北西からの飛砂により表面が削り取られた状態となりました。
これが、長年続くと上の写真の様に樹皮が無くなってしまうのですね。

厳しい冬がやってきます、冬の厳しさを体感するのも砂丘の形成を理解するのに必要と考えます。
皆様も、天気予報を見て鳥取県東部に強風注意報が発令された時に一度体感して下さい。
但し、想像以上の厳しさであり完全防備の服装でお願いします。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/04

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