以前、このレンジャー日記で砂丘内の気象観測機器が新たに設置されたとの報告をしましたが、11月の取得データを分析してみました。
まず、観測機器の写真を紹介しておきます。
この設備により、風速・風向・気温・湿度・気圧・雨量 を10分毎に測定してデータを蓄えています。
11月のデータは
風速 最大 31.8 m/s 11月19日 PM7時20分 北の風
風向 10 m/s 以上の風が吹いたデータの個数でグラフにしました
10m/s以上の風は485件(総データ4,316件)あり、北西の風は全体の53.4%を占めていました。
この北西の風により、鳥取砂丘が造られたのが証明されるようなデータですね。
12月以降は更に北西の季節風は増加すると考えられます。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/12/07