鳥取砂丘レンジャー日記

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2011年3月18日

彼岸の入り

本日は、彼岸の入りで昨日の降雪が嘘の様な快晴の比較的暖かな一日でした。
下の写真は、昨日の雪が砂丘一面に残る銀世界の砂丘です。(午前9時)
朝の砂丘

冒頭にも記載しましたが、日中は暖かくなり雪はどんどん融けています、オアシスでは雪融け水が小川となり流れていました。
オアシスの雪融け

そして、夕方には写真を見て下さい、雪はこんなに融けて無くなりました。(午後5時)
夕方の砂丘

皆さんご存知ですか、「雪が融けると何になる?」 ---- 正解は「春」です。

でも、鳥取に雪は降ってもかまいません、東北の地震・津波の被災地には雪を降らさないで下さい。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/18

2011年3月16日

風が強く、荒れた天気でしたが、・・。

本日の鳥取砂丘は気温も低く、みぞれや吹雪、強風が吹き荒れました。観光客の方もジャンパーに手を入れ、肩をすぼめて歩いておられました。


また、砂丘も雪化粧とまでは、いきませんでしたが、今日は、砂ではなく、雪が川のように流れていました。


・・砂の上は「砂柱(さちゅう)」が、出来ていたので、風の強さは約12m以上はあったと思います。
砂柱(さちゅう)
上から見ると、何か?不思議な模様に見えます。

こんな日に、砂丘を歩くと、砂の中に足が埋まります。決して、体重が重い訳では無く、・・・
新しく積もった砂の中には、空気が入っていて足が砂の中に深く沈みます。
そう思いながら歩くと、少し~慎重になり、ドキドキ!ですね。
馬の背

この写真は、砂丘探検マップで見ると、Kー15杭付近からの、馬の背頂上です。私はこの眺めもいいと思いますよ!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/16

2011年3月15日

いつでも砂丘の不思議が見られる!

本日の鳥取砂丘は午前中は晴れて穏やかでしたが、午後から強風と小雨という正反対の天候でした。こんな日は砂丘の中でのガイド解説も少し、てこずりますが今日は鳥取砂丘に「強力な助っ人」がお目見えしました。

鳥取砂丘の代表的な風景と言えば、さざ波のように見える「風紋」です。これを見るには、砂が乾いていて、5m以上の風が吹かないと、なかなか出会えません。
(馬の背と風紋)
馬の背と風紋

今日のような天候では午後から観光の皆さんは「風紋」を見る事ができません。
そこで!いつでも~「砂丘の風紋」が見られる装置が、本日、鳥取砂丘ジオパークセンターに設置されました。

名づけて、「風紋発生風洞(ふんもんはっせいふうどう)」。この装置を作られたのは、「鳥取大学ものづくり教育実践センター」の方々です。

最初に、この装置の説明です。全長3,2m、全巾0,94m,全高1,3m。
鳥取大学ものづくり教育実践センターの皆さん



初のお披露目に、福部小学校3年生30名と先生2名がお越しくださいました。みんな、真剣にこの装置の説明を聞いていました。



いよいよ!・・電源を入れ、スイッチОNです。


なかなか気象条件が揃わないと見られない「風紋」ができる様子をじっくりと観察できました。
そして、約5分位で、きれいな風紋ができあがりました。
風紋発生風洞

この写真でも、しっかりと、さざ波模様が見えます。実際は、砂が動く~転がる~跳ねる~様子がはっきりと見えますよ!
この装置は、この他にも「スリバチ」「砂簾(されん)」ができる様子も見る事ができます。

皆さん、鳥取砂丘へお越しになられた時は、是非!お立ち寄りください。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/15

2011年3月14日

ボランティアで除草をしていただきました

明後日頃からまた寒くなりそうですが、今日は穏やかであたたかい砂丘でした。

先日のレンジャー日記にも書きましたが、あたたかくなると砂丘植物も芽を出しますが、
外来植物も大きくなってきます。
砂丘にとってはやっかい者です。

そこで今日は、コカコーラウエストスポーツパークの職員さん9名がボランティア除草に来てくださいました。

特に雑草が多い火山灰露出地附近(オアシスの西側)をしていただきました。




皆さん、一生懸命に作業をしていただき、1時間でしたが、たくさんの雑草を抜いていただきました。


この時期の除草は、夏季の除草の負担軽減になります。

皆さんありがとうございました。

ボランティア除草はいつでも受け付けています。
砂丘の再生のため、ボランティア除草に御協力いただける団体さんがございましたら連絡ください。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2011/03/14

2011年3月13日

ガイドサポーター養成研修

本日、当砂丘事務所主催の「鳥取砂丘ガイドサポーター養成研修」が行われました。

ガイドサポーターとは・・・砂丘レンジャーがガイドをする時や、当事務所が主催するイベントでガイドのサポートをして頂く方々です。「鳥取砂丘検定」合格者を対象としています。

まずはサンドパルとっとりにて、座学を行いました。
ガイドサポーター養成研修
鳥取砂丘ジオパークセンターのジオガイドである神近先生に講演して頂きました。
ガイドサポーター養成研修
神近先生が普段ガイドする際に心がけていること、来館されたお客様の興味を引くために工夫している点などを聞かせて頂きました。

午後からは、鳥取砂丘保安官 田中 寅夫先生を講師にむかえて、実際に砂丘に出て解説をして頂きました。田中先生は現在、日本海新聞で毎週「多鯰ケ池ものがたり」を連載されています。
ガイドサポーター養成研修
約1万5000人~2万人のガイドをしてこられた田中先生。「心に残る解説」をするためにはどのようなことを心がけたらいいか・・などを話して頂きました。

ガイド中に多くの実験を取り入れるという田中先生。今日も様々な道具を使って、実験をして頂きました。
3つの温度計を使い、気温、太陽の光が当たっている砂の上、そして少し砂を掘ったら出てくる湿った砂にそれぞれ温度計を置き、温度を測ったり・・・
(結果は気温18℃、太陽の光が当たっている砂の上は28℃、湿った砂は15℃でした!)
ガイドサポーター養成研修
尻無川の性質を調べたり・・・(結果は中性!)
ガイドサポーター養成研修
馬の背頂上にて、日時計の実験をしたりしました。
ガイドサポーター養成研修

参加者の皆様、本日はご参加どうもありがとうございました!!

砂丘事務所 2011/03/13

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