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鳥取砂丘レンジャー日記

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2010年6月27日

雨のジオツアー 眺めてみようお月さまお星さま 報告

6月26日(土)に眺めてみようお月様お星様ツアーを開催しました。早速、レンジャー・イエローの報告を聞いてみましょう。

「砂丘に愛を!結局、天候は回復することなく、月食を観察することはできなかった。雨が降っていなければと思うと、残念この上ない。そうはいっても、気を取り直して報告しよう。」

「鳥取大学の塩崎先生、太田先生、ガイドサポーターの安藤先生、中川先生から楽しい話を聞くこととなった。まず、塩﨑先生から、ガリレオが作成した世界初の月の天体観測図について伺った。」
ツアー1


「つづいて、太田先生から月が欠けていく理由とか月食・日食の仕組みを伺った。飛行機で月まで飛んでみたら、何日かかってたどりつく?先生が持っているのは、サッカーボールだがワールドカップは関係ないとのこと。」
ツアー2


「塩崎先生からの提案で、北海道で観測できる月をインターネットを使って中継した。本物の月を砂丘で眺めてほしかったが、映像では月食をみていただくことができた。
ツアー5


「持参の天体望遠鏡の操作を説明している安藤ガイドサポーター。少年に月を見せたかったに違いない。望遠鏡の操作説明をする安藤ガイドサポーターの口調に熱がこもっていた。」
ツアー3


「最後の最後に屋外で双眼鏡を使ってみることになった。漁船の集魚灯を眺めてみる。中川ガイドサポーターが愛用している大型の双眼望遠鏡だ。ほんの少しだったけど、遠くの光を見ることができたと思う。」
ツアー4

「雨に見舞われてしまって、予定どおりには、楽しんでいただけなかったが、先生方やガイドサポーターの興味深い話を聞いてもらって、別の意味で楽しんでいただいたと信じている。だが、もう一度、このツアーには挑戦だ。リベンジツアーの際には、ぜひ、多くの方に参加してほしい。」

イエロー、ツアー報告ありがとう。次回は、きっと、明るい月夜になるはずです。

(おまけ)

 「降水確率90%の月夜」とかけまして
   「恋するイエロー」とときます。 その心は  つきあっても、ふられることが多いです。



砂丘事務所 2010/06/27

2010年6月25日

ヒバリのたまご

 昨日6月25日に鳥取砂丘を巡視中、近づいてもなかなか逃げないヒバリを見かけました。
 「どうしたんだろう? 」と近づいていくと、鳥は飛び去りましたが、オニシバの草むらに卵の3個入った巣を発見!なるほど、ヒバリの親鳥が卵を守ってたんですね。知らずに踏んづけなくて良かった、と胸を撫で下ろしました。
 ぐっと近づいてカメラに収めようとすると、上空で「ピルピルチュルチュル・・・」と先ほどのヒバリがさかんにさえずります。さえずるというより「大事な卵に触るな!触るな!触るな!」と文句を言っているという方が近いかも?ごめんなさい、決して盗ったりしませんから、と言い訳しながらシャッターを切り、その場を立ち去りました。 

たまご
ヒバリの巣とたまご

 
 ついつい気になって、今日も巣の様子を見に行くと、なんと!卵が3つとも孵化していました。
 ヒナは生まれた直後らしく、なんとなく湿っていて、羽毛に包まれています。
 これまで、砂丘をねじろにする鳥の卵を見かけることはあっても、なかなか生まれたてのところに遭遇することがありませんでした。
 卵が無事にかえってくれて、とても嬉しかったです。
 このまま順調に成長して、巣立ちを迎え、鳥取砂丘を元気に飛び回ってほしいものです。

ひな
孵化して間もないヒナ3羽


 ところで、今日は別のポイントでもヒバリらしき鳥の卵を発見。
 昨日のヒバリの巣とは違って、草むらにこっそりと巣作りされているわけでもなく、「砂の上に何気なく産み落としました・・・」という様子が気になるところです。あたりに親らしき姿も見かけなかったし、もしかして超放任主義のヒバリが産んだ卵なのでしょうか。こちらも無事に育ってほしいものです。(堀部レンジャー)

砂の上の卵
砂丘の砂に抱かれた卵


 

砂丘事務所 2010/06/25

2010年6月21日

日韓学生による清掃活動

「ここから韓国は見えますか?」

馬の背の頂上で日本海を眺めるお客様から、たまに聞かれる質問です。
鳥取砂丘から韓国までの距離は約440km。
韓国の姿は見えませんが、海岸線には韓国のある物が度々流れつきます。

それは海洋ゴミです。
近年、韓国や中国、そしてロシアからのゴミが日本海側の海岸に漂着し、社会問題になっています。

例えばコチラ↓
漂着ゴミ
今朝、砂丘の海岸沿いで見つけたゴミです。
食料か何かを入れていたような大きなかご。
よ~く見てみると・・・。
漂着ゴミ
おそらく韓国からはるばる鳥取砂丘まで流れついたのでしょう。

これらの現状を実感し、環境問題を考える機会にするため、
鳥取大学と韓国の南ソウル大学の共同事業として砂丘海岸清掃が行われました。
日韓学生
熱心にゴミを集める学生達。
日韓学生
左は鳥取大学の学生さん、青いTシャツを着た2人は韓国の学生さん。
「これは日本のゴミだね!あ、韓国の飲料水のペットボトルだ!」
など話をしながら、一緒にゴミ拾いをしていました。
清掃活動だけではなく、国際交流の場ともなっていたようです☆

韓国の学生さんにこの現状をどう思うか聞いてみたところ、「まさか韓国のゴミが日本までたどり着いているなんて考えもしませんでした。」と驚いた様子でした。

こちらも仲良く3人でゴミ拾い★
一緒に汗を流しながら、協力してゴミを集めていました。
日韓学生

清掃活動が一段落すると、海で遊ぶ韓国の学生達も!
韓国学生
清掃活動をしながら、鳥取砂丘を満喫していたみたいです。
これらのゴミの一部を韓国まで持って帰り、どうしたらゴミが減るか研究をするそうです。

国境を越え、多くの人々の力で鳥取砂丘は守られています。
今週末の6月26日(土)には先週に引き続き、緊急ボランティア除草が実施されます。
「砂丘を楽しむ」だけではなく、「砂丘を守る」ことにも参加してみませんか?ご参加お待ちしております!

砂丘事務所 2010/06/21

2010年6月19日

ボランティアvsマンテマ

 皆さんは「マンテマ」という植物ご存知でしょうか?春から初夏にかけて可愛らしい花をつけるヨーロッパ原産の植物で、この時期、道ばたや土手などでよく見かけます。

マンテマ
マンテマの花

 鳥取砂丘で最も観光客の方が訪れるスポット「馬の背」の下あたりにも、先月から、このマンテマの花が目立ち始めました。
 本来砂丘には生育していない植物も、近年、砂丘内に増えてきているのですが、マンテマがこんなに多いのは、今年が初めて。
 その原因を調査すると、馬の背を含む第2砂丘列を超えた海に近いエリアにマンテマの群生地を発見。どうもここが種子の供給源となっているようです。ここから北からの風に乗って種が砂丘内に飛散し、定着している模様。

群生地
マンテマの群生地(茶色っぽく見えるのがマンテマ)

 群生するマンテマをひとつひとつ見ると、高さ50cm程度の大きな株も多く、どれもみな種子をたっぷりとつけています。

 持ち帰り、「ひぃふうみぃ・・・」と数えてみると、ひとつの花に70個もの種子が入っています。ひと株に多いもので500個以上の花がついていますので、大きな株は数万個の種子をばら撒く可能性があります。
 この群生地から飛ばされる種子はいったいどれだけの数にのぼるのか!と考えると、とても「可愛い花」などと言ってはいられません。

マンテマの種
マンテマの種

 そこで、鳥取砂丘再生会議が呼びかけて「緊急ボランティア除草」が6月19日(土)に実施されました。急な募集にも関わらず、60人以上のボランティアの方が朝早くから集まり、マンテマを中心に、砂丘へ移入する植物を抜き取りました。
 気温30度、湿度80%という過酷な状況下でボランティアの皆さんが奮闘してくださったお陰で、約1時間半の作業を終えた頃には、その一帯からマンテマの姿が随分と減りました。
 「緊急ボランティア除草」は、来週6月26日(土)にも行われます。集合時間は午前7時から、集合場所は鳥取砂丘市営駐車場です。お近くにお住まいの方、砂丘へ観光に来られた方、「マンテマ」との闘いにぜひご参加ください。 (山村レンジャー)

ボランティア
斜面で腰をかがめて除草をするボランティアの皆さん

 ボランティアの女性
十分な紫外線対策をして除草に励む女性ボランティア

砂丘事務所 2010/06/19

2010年6月18日

あの子の行方・・・。

最近の私達の悩み事。
それは、先日レンジャー日記でご紹介した
アマガエルの姿が見当たらないこと・・・。

一体どこに行ってしまったのか・・・。
無事なのか・・・。
元気なのか・・・。
砂丘はお気に召さなかったのだろうか・・・。

様々な不安がよぎるなか、昨日嬉しいニュースが飛び込んできました。
「オアシス付近でカエルの鳴き声がする!!」
本当に!?
またアマガエル?それとも去年も発見されたトノサマガエル?

早速見にいかないと!!と、いうことでオアシスに直行。

発見しました!
カエル
んんん?あれあれ?
この子は前のアマガエルと同じ子か・・・?

大きさは似ているような、ちょっと太っているような・・・。
う~ん、分からない・・・。
よ~し、写真を並べて比べてみよう!!
と、いうことで前に発見したアマガエル↓
カエル
今回発見したアマガエル↓
カエル
皆様はどう思われますか?

前に発見したアマガエルは、体に灰色の部分があるのに対して、
今回発見したアマガエルは、全体的に緑色です。

しかし、カエルは環境によって色を変えることができる種類がいます。
前回は尻無川付近の砂の上(だから灰色?)、
今回は草むらの中で発見(だから緑色?)

う~ん、分からない。

そこへ救世者が登場!
イベントの調査のため、砂丘に来られていた鳥取県立博物館の方に聞くことができました。
「目の周りの模様が違いますね。」
さすが専門の方は注目する点が違います。

はっきりとは分かりませんが、この2匹は別のカエルの可能性が高い。というご意見でした。謎は深まるばかりです。

今日も馬の背の頂上からカエルの鳴き声が聞こえたと報告がありました。
雨の日の砂丘の楽しみが一つ増えました★
皆さんも是非探してみて下さいね。

砂丘事務所 2010/06/18

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