連日夏日が続いていましたが、本日は久しぶりの雨でした。鳥取県は降水量が多い土地柄なので驚くことはないのですが・・・ちなみに年間降水量は2000ミリを超えて全国5位です。(H17年調査)
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そんな中、砂丘内を歩いていると目にも鮮やかな植物が見えました。近づいてみるとコウボウムギでした。4月5日にコウボウムギが頭を出したという記事を載せましたが、それから1週間あまりで大きく成長していました。久しぶりの雨で心なし元気そうに見えました。
昔の人は達筆を「水茎の跡うるわしく」と褒めたそうですが、この水茎とはコウボウムギの根に残る古い繊維で作った筆のことで実際に筆として使われたこともあるそうです。砂丘植物は16種類ありますので随時紹介していきたいと思います。砂丘植物に注目して歩いてみるのも楽しいかもしれません。(松尾レンジャー)
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コウボウムギの大群落
砂丘事務所 2009/04/14
本日も快晴で、長時間歩くと汗ばむ暑さでした。鳥取砂丘内は、4月5日(日)に一斉清掃が実施されました。参加者の皆様のお陰で大変美しくなりました。ところが、最近歩いているとわずかながらタバコの吸殻やお菓子の袋、ペットボトルなどが捨てられていて残念な気持ちになります。ゴミのポイ捨ては砂丘条例の禁止行為です。最低限のマナーでルールだと思います。多くの観光客の方は美しい鳥取砂丘を楽しみにいらっしゃいます。いつまでも美しい鳥取砂丘であるために鳥取砂丘レンジャーは活動しています。皆様のご理解と協力をお願い致します。(松尾レンジャー)
条例啓発・ガイド状況
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観光客の皆様と記念写真
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条例啓発・ガイド状況
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地元の短大生さん達
砂丘事務所 2009/04/13
本日も快晴で25℃を超える夏日でした。沖ではサンドリサイクル事業が行われ、浜ではパラグライダーをされている方が多数いらっしゃいました。気温の上昇と共に砂の温度も上昇しています。裸足で砂丘を歩くのはとても気持ちよいですが、火傷をされないよう靴を持って歩くことをお勧めいたします。また、落し物をされる方が時々いらっしゃいます。鳥取砂丘内では発見が困難なこともあります。貴重品の取り扱いにご注意下さい。(コインロッカーも設置していますのでご利用下さい)本日も大勢の観光客の方々で賑わいました。(松尾レンジャー)

賑わう鳥取砂丘

パラグライダーとサンドリサイクル事業の様子

地元の大学生グループさん達
砂丘事務所 2009/04/11
4月18日から世界砂像フェスティバルが開催されます。鳥取砂丘に訪れた観光客の方から、そのことについての質問をよくされ関心の高さが伺えます。積極的にPRもしています。ちなみに鳥取砂丘から程近いオアシス広場が会場になります。現在、世界砂像選手権中で世界屈指の彫刻家10名がその腕を競っています。私は、先日メイン砂像製作補助ボランティアに参加してきましたのでその模様を簡単に説明します。メイン砂像は、会場の一番奥にあります。高さが8mもある巨大な砂像3体をアメリカ人とイタリア人の砂像作家3人がそれぞれ製作しています。砂という非常にもろい素材を相手に繊細なタッチで削っていきます。素晴しい技術に歓心しました。余分な砂をスコップで除去しましたが、圧縮された砂はなかなか重たかったです。完成が楽しみです。詳しくは2009鳥取・因幡の祭典HP(
http://www.tottori-inaba.jp/)をご覧下さい。(松尾レンジャー)

メイン砂像の製作の様子(3体)

世界砂像選手権の様子(10体)
砂丘事務所 2009/04/10
本日も晴天でした。よく観光客の皆様から「風紋ってどこで見えるの?」という質問をされます。風紋とは、さざ波のような砂丘独特の風景のことです。砂が乾燥していて風速5m以上吹けば風紋ができますが、多くの方が歩かれる場所では足跡で消されてしまい見ることが出来ません。カメラマンの方は早朝などに美しい風景を撮影されているようです。しかし、日中でも見えるスポットがあります。その場所で14時頃に綺麗な風紋を見ることが出来ました。(写真参照)ひとりでも多くの方に見て頂きたいと思い、お勧めスポットを紹介しています。砂丘レンジャーを見かけましたらお気軽に声をお掛け下さい。(松尾レンジャー)
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(2009年4月9日14時頃の様子)
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砂丘事務所 2009/04/09