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平成22年12月28日(火)午後4時から
特別会議室

 皆様、こんにちは。本日ここに、私たちは平成22年の仕事納めを迎えることになりました。只今は、表彰を受けられた14の職場、チームの皆さん、さらに4名の個人の表彰がありました。実は、ここで表彰を受けられたかた以外にも、たくさんの功績を上げていただいた職員、所属はたくさんあります。そのお一つお一つに対しまして、私から県民の声を代弁しまして、皆様に御礼を申し上げたいと思う次第であります。私たちは、今、不透明な時代を生きているわけでありまして、見通せない状況があります。つい、先だっても、国の方の政府予算が発表されましたけども、果たして、これから一体この国はどうなるだろうか、そういう確たるものが掴めない、そんな世の中であろうかと思います。だからこそ、現場で我々は1年に渡りまして、県民生活を支えようと奮闘努力をしてきたわけであります。今回ですね、表彰を受けられた皆さんには、それぞれに素晴らしいご功績がありました。

 実は私自身、また、1月4日だったと思いますが、今年の仕事始めの時に3つ願を懸けると宣言をさせていただきました。その1つは、山陰海岸ジオパークの世界ネットワーク加盟。それから、2つ目には、国際マンガサミットの誘致をやってやろうじゃないかということ。それから、3つ目は、これは、実は冗談で言ったんですけども、ガイナーレがJ2に上がること。こういうふうに申し上げましたら、3つ目はなんとJFLの優勝まで行きまして、本当に手応えを感じる1年だったかなと。今締めくくってみて、私自身も思い起こすものが多いです。表彰を受けられた職場とも関連をすることが大変たくさんあります。例えば、この3月には、鳥取自動車道が開通をしました。それで、今まで、山陽と分断をされていた鳥取県の東部地域が繋がることになりました。

 そして、このたびの予算によりまして、中部において、北条-湯原道路の事業化が決定をされまして、関金まで倉吉西から延びる目処が立ちました。実は、去年の今頃は、本当に高速道路の建設費が半分になるんじゃないかと心配をしていたわけでありますが、職員の皆さんのご協力によりまして、10を数える都道府県が一致団結をして、ミッシングリンクを延ばそうじゃないか、つなげようという運動に転じたわけです。なんと、予算上は政府の中で5パーセント増にミッシングリンク県関係になっているわけでありまして、他の社会資本整備を考えれば、この鳥取県の声が、政府の施策に反映をされた例だというふうに胸を張っていいんだろうと思います。

 また、山陰海岸ジオパークネットワークも世界加盟を果たしたわけであります。今日も表彰を受けられたわけでありますが、実は1度失敗をしているわけでありまして、受験勉強だったら1浪したということでありますけども、1浪したら、随分勉強がはかどりまして、見事に、ぶっちぎりの当選を果たしたということではないかと思っております。お褒めの言葉を実際に調査委員のかたからもいただきました。この山陰海岸は、110kmというところで、非常に広いわけでありますけども、住民の皆様も含めて、本当にジオパークの何たるかを理解してもらっているということでありました。これは、本当に影の努力だと思いますが、職員の皆さんが、住民の間を歩いたり、それから、学者の皆さんと調整をして、そのストーリーをきちんと練り上げた成果に他ならないと思います。

 また、今回の表彰の中にもありましたけれども、今年は思いもよらないことが幾つも起こったわけです。例えば、夏の暑さ、大変な暑さでありまして、梨の栽培に赤信号が灯るということになりました。これも、現場の農業者の声を聞いて、迅速に我々は対応をしてきたと思います。それから、口蹄疫の対策でも、宮崎まで出かけて行きまして、獣医師の皆さんが奮闘努力をされました。だいぶん被害は広がりましたけれども、封じ込めには一応成功し、そして、今では安全宣言が出ているわけであります。大変に嬉しかったのは、今日、ある大手の養鶏業者のかたが来られました。そちらでは、他県にも事業所がありまして、他の県と比較をされるわけでありますが、鳥取がずば抜けていると。鳥インフルエンザの対策は本当に素早いし、とても親切と言いますか、丁寧で現場の方としては助かったと、こういうお話がありました。

 私たちが一生懸命仕事をして住民のため、それから地域のため、あるいは団体や企業のために仕事をしたことが、後には評価をされるんだなということを手応えをもってお聞きさせていただいたわけであります。ぜひ、皆さんもこの1年、反省点もあろうかと思いますが、充実した1年であったことを誇りに思っていただき、また年が明けて明年からのご活躍につなげていただければというふうに思います。やはり鳥取県は、他の地域とは違いまして、妖怪が守ってくれているところがございまして、ゲゲゲの女房がこんなに大ヒットするとは思いませんでした。正直、NHKにも出かけまして、ドラマ化をお願いした時は引っかかるものがありました。東京の調布がおそらくは中心になるでしょうから、どれほどのことがあるかなという気が、片方ではありましたけども、ただ、観光客の皆さんが、東京も含めて行くとしたら山陰以外ないだろうと、そう思って張り切ってやっていたわけであります。あろうことか、大変な大ヒットになりまして、370万人の人が、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるロードを訪ねることになりました。

 これに続けと言わんばかりに、今日も表彰の対象になりましたが、「アテナ」のロケの誘致も進みました。引っ張って来るだけでも大変だったわけでありますが、実際にロケが始まってから、青息吐息だったと思います。言うに言われぬ苦労をされたわけでありまして、本当に関係した皆さんには、ご慰労申し上げたいと思います。ただ、その甲斐ありまして、今、韓国で「アテナ」のドラマが放映をされ始めまして、20パーセントを超えるような、そういう視聴率になってきております。年明けには、鳥取県もその舞台になろうかというような回が予定をされております。12月の13日が初日でありましたけれども、この日には鳥取県の白壁土蔵群が舞台としてテレビに映し出されました。

 最近は物騒でございまして、鳥取県では原子力関係の博士が拉致をされて、どっかにいるようでございますけども、それを急襲せんがために会議を開いたと、そんなような設定だったようでございますが、こういうように、これからまだまだ展開をしていくと思います。私たちは、こういう意味で映像だとかについても、「恋谷橋」も含めて進歩があったなと思います。こうやってなんとか全国の目を惹き付けたり、世界中の目を惹き付けたりして本当に、今、苦しんでいる仕事がない、あるいは観光の方では寂しさがあるとか、農林水産業も不安があるとか、こういうものを払拭していかなければならないんだろうと思います。明日、明後日も実は仕事を失ったかたがたに対しまして、県庁では東部、中部、西部で窓口を開くことにいたしております。そういう現実があることも皆さんにはしっかりと頭に刻んでおいていただきたいと思います。

 そして、この年末年始のお休みでございますが、ぜひ皆さんにはご家族や地域の皆さんとまた新しい思い出を作ってもらいたいと思います。仕事で大変な苦労をされたと思いますけれども、そういう中で、失いかけるような絆があったりということがあれば、この際に、この年末年始取り戻していただければありがたいと思います。先程は、職場の空気を変えよう、超勤を減らそうということで取組みましたカイゼン運動、金賞、銀賞、銅賞の表彰がありました。金賞の農政課は8割ほど、超過勤務を減らしたそうであります。予算だとか決算のルーティーンワークを効率化することで、ごっそり仕事の負担を減らしたという例があります。また、年明けからは皆さんにも、そういう改善にも取り掛かっていただきまして、ワークライフバランスをしっかりと取っていただいて、素晴らしい人生を送る縁にしてもらえればというふうに思います。

 来る年が皆様にとりまして輝かしい年になりますよう、そして、鳥取県に繁栄が導かれますよう、心からお祈りを申し上げまして、私の方からの年末の挨拶といたします。本当に1年間ありがとうございました。