地震とは?

地盤とは?

1.地盤をよく知りましょう
軟弱地盤とは
 敷地の地層が泥土などで構成されていたり、沼や緩い砂などからなる海岸を埋め立てた土地を一般に軟弱地盤と呼んでいます。
 河川沿いや軟らかい土が堆積している土地に家を建てると、地震のときに、家は大きく揺れる傾向があるので対策が必要です。
pict1-1
埋立地とは 
  沼、水田、湿地、谷、海岸などに土砂を埋めた土地を埋立地といいます。
 このような土地に家を建てると、地震の時揺れやすいだけでなく、地面が大きく隆起したり、陥没、地割れ、沈下などにより、家が傾いたり、基礎から壊れる心配がありますので対策が必要です。


  pict1-2
山地・丘陵地は造成に注意
 山地や丘陵地などを盛土や切土で造成した敷地は、地震により盛土部分が元の地形の斜面に戻るような崩れ方をするものです。
 このような地盤に家を建てると、基礎が不同沈下で壊れるおそれがあります。基礎はしっかり支持地盤(家の重さを支えられるだけの十分な強度をもつ地盤)に設置することと、ヨウ壁を適切に設置する必要があります。
pict1-3
mame
●ヨウ壁
 崖や斜面が地震などで崩れてしまうのを防ぐために設置する、鉄筋コンクリート等で造られた壁のことです。ヨウ壁の背後には、流れ込む地中水を処理するために水抜き穴を設ける必要があります。


       mamepict

液状化しやすい地盤の場合

 砂などによる埋立地や、むかし川筋であったところ、緩く堆積した砂質の低地や地下水位面が地表面に近い砂質地盤では、地震時に砂が流動化し、地盤が支持力を失います。これを、液状化現象といいます。
 このような地盤に家を建てる場合は、地盤改良という方法が考えられます。
中山間地の被害
 崖や急斜面に接近した場所では、地震による土砂崩れやヨウ壁の倒壊で、家が流されたり押しつぶされる危険があります。
 このような場所にやむを得ず家を建てる場合は、ヨウ壁その他で防護措置を講じるか、崖からできるだけ離して建築しましょう。


      pict1-4
地盤調査を受けましょう
 地盤の良否は、見ただけではなかなか分からないので専門家に相談しましょう。
 地耐力に不安がある場合には、地盤調査が必要になります。地盤調査の方法は、一般的にはスウェーデン式サウンディング試験がありますが、地盤の硬軟や地層の構成などをチェックし、その地盤の性状を判断します。
 結果によっては、基礎の補強や地盤の改良を行うことになります。

mame
●地耐力(ちたいりょく)
 地盤が建物の重さにどれだけ耐えられるか示すものを地耐力といいます。普通5t/m2以上で在れば良好な地盤といわれます。


         pict1-5
地盤改良の方法
 家を建てる前に盛土造成等が行われる場合があります。
 盛り土の多い場合には、その上に基礎がのると盛り土そのものの地耐力に問題が起きます。盛り土地盤を固めるには表層部分を地盤改良し、その上に家を建てれば効果的です。
 地盤改良は、地盤調査により得られたデータをもとに、一番効果的な方法を専門家のアドバイスによって行うようにしましょう。



 pict1-6


  

お問い合わせ先

当課の業務及び当ウェブページに関するお問い合わせにつきましては、下記問い合わせ先までお問い合わせ下さい。

【電話番号】
(1)県営住宅に関すること
  管理担当 0857-26-7411
(2)宅地建物取引業法に関すること
  管理担当 0857-26-7411
(3)とっとり住まいる支援事業に関すること
  企画担当 0857-26-7371
(4)「とっとり匠の技」活用リモデル助成事業に関すること
  企画担当 0857-26-7371
(5)建築基準法、建築士法に関すること
  建築指導室 0857-26-7391
(6)福祉のまちづくり条例に関すること
  建築指導室 0857-26-7391
 
【ファクシミリ】
 住宅政策課共通 0857-26-8113

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000