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第52回「携帯電話通信料の見直しはいかがですか?」

 この1年、コロナ禍により家にいる時間が増えたため、スマートフォンの使用時間が多くなり、通信料が増加された方も多いのではないでしょうか。「スマートフォンの新料金プラン発表」といった話題も耳にしますが、ここ10年の携帯電話通信料は実際どのくらい高くなっているのでしょうか。

 家計調査の結果から、2人以上の世帯における1世帯当たりの移動電話通信料(※)及び食料費の年間金額の推移をグラフにしました。2019年は基準年の2010年と比べ食料費は全国及び鳥取市ともに10%未満の上昇にとどまっており、一方、移動電話通信料は全国で約30%、鳥取市で約50%上昇しています。

 また、総務省の「通信利用動向調査」によると、世帯におけるスマートフォン保有率は2010年は9.7%ですが、2012年は49.5%、2019年は83.4%と10年で大きく増加し、個人の保有率も増加傾向にあるため、家庭内における所有者が増加している可能性もありますが、1世帯が負担する移動電話通信料は大きく増加しています。

 おうち時間の活用法として、掃除、断捨離などの他に、毎月の携帯電話通信料の把握、新料金プランの検討、見直しを行い、財布に優しく自分に適したプランに移行されても良いかもしれません。


      

本ページは、令和3年3月12日付「日本海新聞」掲載の同題コラム(鳥取県令和新時代創造本部統計課執筆)からの再録です。

  

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