これまでの健康づくり文化創造プランの最終評価から考えられる課題を整理し、国の健康日本21(第二次)の構成も参考に、次期健康づくり文化創造プランは、次のとおりの構成としています。
(1)日常生活における生活習慣病の発生予防
<現状>
- 食習慣の悪化、1日の歩数が全国最低レベル、成人男性の喫煙率は減少しているもののまだ約3割の者が喫煙。
- 県民に「健康づくり文化」が定着してきているとは言い難い状況。
→ 引き続き、生活習慣の改善を中心とした取組を継続していきます。
(2)生活習慣病の早期発見と早期治療、重症化予防
<現状>
- 高血圧症有病者や高脂血症有病者の推定数が増加している。
- 糖尿病、メタボリックシンドロームともに、予備群、有病者の推定数が増加している。
→ 医療連携体制の強化や保健指導の質の向上により、適切な治療を行うことで、合併症や症状進展を防いでいくため、重症化予防を含めた生活習慣病対策を推進していきます。
(3)社会環境の整備
<現状1>
- 県民の健康づくりの実践に結びつけていくため、地域で共に健康づくりを行い、相互に支え合いながら健康を守ることのできる環境づくりの推進、健康づくりに時間的ゆとりのない働き盛り世代への対策などが必要。
→ 地域や職域で行う健康づくりのための環境整備について盛り込みました。
<現状2>
- 社会生活を営むための機能を高齢になっても可能な限り維持することが重要。
→ 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間=健康寿命を延伸させていくことも、プランに盛り込みました。
健康づくり文化創造プラン(第二次)の全ての内容は、以下のPDFファイルにて御覧いただけます。
本編 |
PDFファイル
(787KB) |
第1章 健康づくり文化創造プラン(第二次)の概要
1 プランの理念・目的
2 見直しの内容
3 プランの推進期間
4 プランの位置付け(他の行政計画との関係) |
第2章 健康づくり文化創造プラン(第一次)の評価から見る県民の健康と生活習慣の現状と課題
1 健康づくり文化創造プラン(第一次)の総括的評価
2 健康づくり文化創造プラン(第一次)の改善事項と悪化した事項
3 健康づくり文化創造プラン(第一次)の最終評価から考えられる課題 |
第3章 健康づくり文化創造プラン(第二次)で定める新しい健康づくりの目標
1 日常生活における生活習慣病の発生予防
(1)栄養・食生活
(2)身体活動・運動
(3)休養・こころの健康
(4)喫煙
(5)飲酒
(6)歯・口腔の健康
2 生活習慣病の早期発見と早期治療、重症化予防
(7)糖尿病
(8)循環器病
(9)がん
3 社会環境の整備 |
PDFファイル
(1.09MB) |
第4章 推進体制 |
資料編 |
PDFファイル
(998KB) |
1 県民の健康寿命と健康状態 |
2 県民の生活習慣の現状 |
PDFファイル
(2.6MB) |
3 県民の生活習慣病の現状 |
PDFファイル
(1.4MB) |
4 本県の特定健診の受診状況 |
5 本県の職域の健康状況 |
6 健康づくり文化創造プラン(第二次)の参酌標準 |
PDFファイル
(2.04MB) |
7 健康日本21(第2次) |
PDFファイル1
(4.92MB)
PDFファイル2
(2.42MB) |
8 鳥取県健康づくり文化創造推進県民会議設置要綱 |
PDFファイル
(591KB) |
9 鳥取県健康づくり文化創造プラン(第二次)策定の経過 |
10 次期健康づくり文化創造プラン策定専門会議専門委員名簿 |
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鳥取県健康づくり文化創造プラン(第二次)の概要版については、左の画像をクリックしていただくと、PDFファイル(3.67MB)で御覧いただけます。
これまでに作成した鳥取県の健康増進計画については、リンク先のページに掲載しています。
(1)
健康とっとり計画(平成13年度~平成19年度)
※歯科保健の分野など一部平成24年度まで継続したものがあります。
(2)
鳥取県健康づくり文化創造プラン(平成20年度~平成24年度)