日南町阿毘縁(あびれ)地区の旧家を大掃除し、歴史ある建物を次の世代へ橋渡しするプロジェクトが6月18日(日)に開催されました。
今回お掃除する旧家は、たたら製鉄の鉄山師として栄えた「木下家」で築後100~200年が経過していると推測されています。敷地内には鳥取藩主が泊まったといわれる貴賓用の別宅や門長屋、蔵2棟、倉庫3棟もあります。 [木下家出入口(門長屋)] [母屋(左)と別宅] 総勢約65人の参加者があり、鳥取県内だけでなく、島根県や岡山県から来られた方もおられました。 参加者は、草刈り班と屋内片付け班(屋敷内の荷物の運び出し及び清掃)の3班に分かれて、それぞれ作業を行いました。 お昼は、阿毘縁特産グループが作られた「香茸おこわ」と「猪汁」という日南町ならではの地産地消料理。天候にも恵まれ、たたら製鉄が盛んだった時代の旧家を次世代に橋渡しするお手伝いができました。 今後は、建物の継承と併せてたたら文化・歴史の継承や地域づくりへの活用が大切になってきます。 [開催式の様子] [増原町長も歴史的建物の継承に意欲的] [廃棄物で一杯になったトラック] [掃除後は、県内外からの参加者 がビンゴゲームで交流]
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