1.賃金 ―現金給与総額は247,152円―
１１月の現金給与総額は、規模５人以上で247,152円となった。その名目賃金指数は94.4で前年に比べ0.4％増（うち規模30人以上では263,796円、その名目賃金指数90.7で前年に比べ0.3％減）となった。またその実質賃金指数は89.5で前年に比べ0.7％減（うち規模30人以上では86.0で前年に比べ1.4％減）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は239,477円となった。その名目賃金指数は107.3で前年に比べ0.8％増（うち規模30人以上では262,119円、その名目賃金指数107.8で前年に比べ1.8％増）であった。また、所定内給与は223,950円、その名目賃金指数は106.4で前年に比べ0.2％増（うち規模30人以上は241,852円、その名目賃金指数106.6で前年に比べ0.5％増）となった。
特別に支払われた給与は7,675円（うち規模30人以上では1,677円）であった。
規模５人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は287,874円（うち規模30人以上では300,544円）となり、パートタイム労働者は98,018円（うち規模30人以上では107,316円）となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.4時間―
１１月の総労働時間は、規模５人以上で153.4時間となった。その労働時間指数101.9で前年に比べ0.5％減（うち規模30人以上では157.1時間、その労働時間指数102.4で前年に比べ1.4％増）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.5時間となった。その労働時間指数は101.1で前年に比べ0.4％減（うち規模30人以上では146.5時間、労働時間指数101.4で前年に比べ0.9％増）であった。また、所定外労働時間は8.9時間、その労働時間指数は114.1で前年に比べ3.2%減（うち規模30人以上は10.6時間、その労働時間指数は120.5で前年に比べ9.3％増）であった。
規模５人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は169.0時間（うち規模30人以上では169.8時間）となり、パートタイム労働者は96.1時間（うち規模30人以上では103.3時間）となった。
3.常用雇用 ―労働者数は184,275人－
１１月末の常用労働者数は規模５人以上で184,275人となった。その常用雇用指数は110.1で前年に比べ1.7％増（うち規模30人以上では92,041人、常用雇用指数102.8で前年に比べ0.6％増）であった。
また、規模５人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.5％と前年に比べ0.8ポイント減（うち規模30人以上では18.9％で前年と同水準）となった。