平成27年11月に立ち上げた「とっとりの元気づくり会議」では、平成28年度から「豊かな自然」や「人々の絆」、「幸せを感じる時間」といった鳥取県の強みを活かしたプロジェクトを東・中・西部ごとに実施しています。
この度、公益財団法人とっとり県民活動活性化センターと共催で「とっとりの元気づくり全体会議」を開催し、各プロジェクトの中間報告及び意見交換を行いました。
開催日・場所
期日 平成28年11月24日(木)
場所 県庁 講堂
全体会の概要
全体会では、東・中・西部のプロジェクトの実施状況と今後の展開を各チームが報告しました。
東部プロジェクト
魅力ある自然環境の存在を再発見してもらい、地域住民の人々の自信につなげてもらうことを目的に、活動団体が連携して行う自然体験活動を実施したほか、自然体験を実践する人を取り上げた情報誌を発刊予定である。
*東部プロジェクトの全体会発表用資料(PDF形式, 3.8MB)
中部プロジェクト
コミュニティの核となる拠点(団体)間で、互いの地域づくりのノウハウの共有を目的とした交流会(まちづくりカフェ)を開始した。
地域の担い手となり得る人材育成を目的に、学生等を対象としたボランティア受入れプログラムを実施予定である。
また、鳥取県中部地震の復興に向けて高齢者の個別訪問等を行うNPO活動を支援するための「復興支援クラウドファンデング」の募集を開始した。(募集期間:11月21日~12月31日)
*中部プロジェクトの全体会発表用資料(PDF形式, 2.7MB)
西部プロジェクト
古民家等を地域づくりに利活用するために必要な知識の習得や関係者との意見交換のためのセミナー等を開始した。
また、古民家等を利活用した施設が地域の魅力となることを認識してもらい、住民の誇りの創出や圏域内外の交流促進につなげることを目的に、複数の古民家で同時期にイベントを実施予定である。
*西部プロジェクトの全体会発表用資料(PDF形式, 2.4MB)
分科会の概要
4つのテーマ(自然体験活動の普及、地域づくりの担い手育成、古民家の利活用、コミュニティの基盤強化等)について、「現状の課題」を設定し、目指すべき成果(ゴール)をどう定めたらいいか、グループに分かれて議論し、全体で共有しました。
*分科会のまとめ(PDF形式, 0.1MB)
参加者からの主な意見
○地域の子どもたちが地域のことを知らない。自然など郷土の魅力を知ることで、将来的には地域に戻ってくる。
○地域コミュニティを持続させるためにも、定住者を受け入れる体制づくりが重要になる。
○若者たちが自らの手で空き家等を改修していくような、参加型の手法も取り入れてみてはどうか。
○団体同士の交流を通じて互いの関係性ができ、地域課題の解決に向けた協力体制が整っていく。