鳥取県西部地震の特徴

鳥取県西部地震の特徴


1. 震度分布

震度6強 日野、境港
震度6弱 西伯、溝口
震度5強 米子、新見、岡山哲多、落合、美甘、香川土庄
震度5弱 松江、東郷、岡山、玉野、福山、徳島、観音寺、兵庫津名
震度4 鳥取、出雲、倉敷、広島、高松、松山、高知、大阪、神戸


2. 震度の特徴

1) 山間部の日野町と沿岸部の境港で「震度6強」が記録されている。
2) 震度の大きな地域が震源の南側(岡山県から四国まで)に広がっている。
3) 松江、鳥取、出雲などは、震源までの距離が近いが、比較的震度が小さい。


3. 被害の特徴

 被害は震度6の地域に集中しています。マグニチュード7.3の地震にしては、死者もなく、火災も発生しなかったなど、被害が少なくなっています。これは発生時刻が午後1時30分とおおむね昼食後であったことや、震源及び激震域が山間部で住宅が密集していなかったこと、地盤が比較的良かったためと考えられます。

 

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4. 被害の種類

1) 家屋の倒壊、山間部での斜面崩壊、落石などの地震動による被害
2) 沿岸部での液状化現象による地盤被害
3) 都市型の被害
    境港市、米子市など都市部では、港湾岸壁の崩壊、マンホールの抜き上がり、電信柱の沈下など、
   ライフラインの被害が随所に見られました。


5. 本震と余震分布

 本震は、西伯町の地下10kmのところを震源として、震源断層が北北西-南南東の走行で、20kmの長さの左横ずれ断層を示しています。
 余震活動は、震源断層に沿った細長い帯状の地域に集中しています。この中で最大余震マグニチュード5.0が北の端近くに発生してします。そして、誘発地震群が2カ所あり、割算型の分布をしています。南西の日南町-横田町ではマグニチュード5.5の地震が発生しています。


6. これまでの地震活動

1) 山陰地方の歴史地震
 明治以来、日本海沿岸に沿った大地震は浜田地震、北丹後地震、鳥取地震と発生して、鳥取県西部では起きていません。
2)最近の20年間の中地震
 1983年鳥取県中部の地震(M6.2)、1985年大山付近の地震(M4.9)が大山山頂から数km東に発生。1991年には島根県東部の地震(M5.9)が発生。1983年からの地震活動は、東から西へと移動しています。
  

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