シックハウス症候群は、原因となる住宅を離れることで、のどの刺激・痛みや頭痛・集中力困難などといった症状が消えてしまうが、化学物質過敏症は微量でも原因となる化学物質に触れると症状が出る場合があるといわれている。
【化学物質過敏症】
ごく微量の有害化学物質によって、様々な症状が現れる病態。
「最初にある程度の量の化学物質に暴露されるか、あるいは低濃度の化学物質に長期間反復暴露されて、一旦過敏症になると、その後極めて微量の同系列の化学物質に対しても過敏症状をきたすものがあり、化学物質過敏症と呼ばれている。化学物質との因果関係や発生機序については未解明な部分が多く、今後の研究の発展が期待される」
※シックハウス対策のために平成15年7月1日に建築基準法が改正されています。
▼改正点
1.ホルムアルデヒドに関する建材、換気設備の規制
(1)内装仕上の制限
(2)換気設備設置の義務付け
(3)天井裏などの制限
2.クロルピリホスの使用禁止