鳥取砂丘レンジャー日記

2011年6月22日

夏至(げし)の日・・ハマボウフが変身中です。

本日は夏至の日。一年中で昼間の時間が最も長い日ですね。今日の鳥取砂丘は、日中曇り空で無風~。一時、小雨がパラパラ。とても蒸し暑かったです。でも夕方からは風が吹き始め涼しく感じられるようになりました。


今日のレンジャー日記のネタは・・・砂丘植物の「ハマボウフ」です。鳥取砂丘に出現する砂丘植物はわずか16種類です。その特徴は根が地中を這う地下茎のものが多いのですが、ハマボウフは、地下深く直根を伸ばします。葉は厚く放射状に広がり、小さな白い花をたくさんつけます。そして大型の実をつけます。
ハマボウフ

今は、この白い花から実への変身中で、近くで観察すると、・・。
ハマボウフ
奇妙な形ですね~。これからまた少しづつ変わっていくんですよ!最後はどんな姿になるのでしょうか?
このハマボウフもきわめて希少で大切にしたい植物です。砂丘の中ではやさしく見守ってくださいね。

やはり・・季節の節目にはいろいろと変化していくんですね~。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/06/22

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