鳥取砂丘レンジャー日記

2011年3月8日

こう見えても、・・たいへん丈夫です!

本日の鳥取砂丘は、気温があまり上がらず、肌寒い一日でした。この時期は大学生の方が多くお越しになられます。そんな中でもやはり~、この風景を初めて見る方は感動や驚きの歓声をあげられます!
馬の背・オアシス

砂丘の中は、一見何もなさそうですが?実は、春に向けて着々と準備をしている砂丘植物が生息しています。
ハマゴウ

これは「ハマゴウ」という砂丘植物です。砂丘を歩くと、砂から飛び出した木の枝にでくわすことがありまが、全力で引っ張っても抜くことができません。ハマゴウは、節ごとに、根と葉をつけて広がり大きな群落となります。そして青紫色の花や、香りの強い実をつけます。昔は、この実は漢方薬としても利用されていました。(こう見えても、すごいんです!)

そして、砂の動く「生きた砂丘」は、ふつうの植物にとってはやはり過酷な環境なので、砂丘に生息できるのは砂丘植物だけですよ!

・・鳥取砂丘を歩いていると色々なことがわかります。今日、砂丘に来られた学生の皆さんがまたお越しになられた時は、また砂丘レンジャーへご質問ください!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/08

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