みなさんこんにちは、新人文化財主事Yです!
今回は、6月下旬に青谷かみじち史跡公園(鳥取市青谷町)の実験水田にて実施した、復元木製農耕具による「代(しろ)かき」と、古代米の田植えの様子をレポートします!
代かきとは、田起こし後の田んぼに水を張り、土を砕きかき混ぜて泥状にし、平らにする作業のことをいいます。
今回、代かきには、えぶりと又鍬(またぐわ)を用いました。
↓えぶり(上)と又鍬(下)

これらの道具は、青谷上寺地遺跡からの出土品をもとに復元したものです。
↓又鍬による代かきの様子

先日田起こしをした田んぼに水を張り、代かきをしていきます。
代かきでは土を砕き泥状にすることが大切です。
又鍬やえぶりの歯を用いたり、自らの足で踏んだりして、土を砕いていきます。すると、田起こしで掘り起こされた雑草が浮いてきます。浮いてきた雑草や、まだ根が張っている雑草も、又鍬の歯で掘り起こし、かき集めます。しっかり根がはっているものは難しいですが、まだ根が張っている雑草も、木製の又鍬で抜きとることができました。
こうして泥状になった土を、えぶりを用いて平らにならします。代かき中、泥に足を取られて転びそうになる場面も…。
↓古代米田植えの様子

代かきが終わったら、いよいよ田植えに入ります。
通常、代かきのあとは数日置いて泥を沈殿させてから田植えを行いますが、今回はしばらく田んぼに水が張ってあり、土が泥状になっており、念入りに代かきをする必要がなかったため、代かき直後に田植えを行いました。
今回の田植えでは、宝満(ほうまん)と豆酘(つつ)という古代米二品種を植えました。
実は、Yは人生初の田植えでした。コツを教えてもらいながら、苗が浮いてこないようにしっかりと植えつけました。
今回は代かきと田植えを合わせて、2人で約18平方メートルを1時間ほどで行うことができました。
↓田植え翌日の様子
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田植えの翌日も、浮いてくる苗は見受けられず、何とか踏ん張ってくれているみたいです。秋に無事収穫できるよう、Yも時折様子を見に行こうと思います。
今後もこのホームページでレポートしていきますので、経過をお楽しみに!