今年度も引き続き、妻木新山地区を調査します。妻木新山地区は妻木晩田遺跡のある丘陵上に集落ができはじめた頃の住居跡等が多数見つかる地区です。
集落ができる過程やこれまでよく分かっていなかった丘陵斜面の土地利用を解き明かすため、令和元年度から継続的に調査をしています。
今年度の調査では、斜面上に1軒だけつくられた竪穴住居跡や調査区で数多く見つかっている段状遺構(斜面を削って平坦面を作り出した謎の施設)の調査を行ってきます。
新たな発見によって、謎だらけの弥生時代の生活の様子を知るためのヒントが得られるかもしれません。もしかしたらスゴイ発見があるかも・・・。
これから益々暑くなっていきますが、熱中症対策をしっかりしつつ調査をしていきたいと思います。
どんな発見があるのか、乞うご期待!

重機による表土掘削

発掘作業の様子