自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2023年12月11日

シロダモの実

 二十四節気の1つ大雪(たいせつ)の頃となり、倉吉市から望む大山の山々は白く見え、本格的な冬の到来を実感します。

 さて、倉吉市の打吹山でクスノキ科のシロダモの実を見つけました。

シロダモの赤い実

 大きさは1.2cmで真っ赤な実をたくさんつけていました。

 

 シロダモは、葉の裏が白いのが特徴の常緑樹です。

シロダモの葉の裏

 

 

 別の場所でシロダモを観察していると、1本だけ黄色い実をつけているシロダモを見つけました。

 

キミノシロダモ

 これはキミノシロダモです。

 冬の落葉樹は、葉が枯れて落ちてしまい観察しづらくなります。しかし、シロダモのような常緑樹は年中緑の葉をつけていて観察しやすいです。

 

 

主な参考文献
・原色日本植物図鑑 木本編2 北村四郎、村田源/著 保育社 1979年

 

 

中部総合事務所環境建築局 2023/12/11 in 県立自然公園,植物



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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