農大日記

2023年5月12日

【作物コース・スマート農業2】農業用ドローンを使って水稲の湛水直播をおこないました

5月2日、五月晴れの空のもと、ドローン作業受託オペレーターさんや資材メーカーさんの協力をいただき、農大作物コース実習田において農業用ドローンによる水稲の湛水直播のデモンストレーションをおこないました。

実演ほ場の様子 ドローンの機体写真

この日は作物コースだけでなく他コースの専攻生やアグリチャレンジ研修生、関係機関職員など32名が集まり、オペレーターさんや担当者さんからの説明を熱心に聞き、ドローンの機体等を確認していました。

見学にあつまった人々 ドローンに見人々人々

今回は、試験的にリゾケアXLという新資材でコーティングした水稲コシヒカリの種子を使用しました。

リゾケアコーティング種子

種子が紫色のコーティング剤で被覆されています。酸素発生剤と殺虫剤、殺菌剤がトリプルコーティングされているため、播種後の苗立ちが安定しているのが特徴です。

ドローン、テイクオフ!  ぶい~~ん♪

ドローン飛行中

時折、横風が強く吹くなどして、若干、ドローンが横にふられる場面もありましたが、なんとか無事に播種が終了しました。

播種後の田面の様子です。

播種後の田面の様子 作業がすべて終了した田んぼ

リゾケアコーティング種子は表面播種ではなく土中播種が理想なので、表面に浮いた種子がみえないということは 播種作業はばっちり成功といえるでしょう。

なお、このあと除草剤もドローンで散布しました。

順調にいけば1~2週間で芽が出てくるはずですが、カモによる食害が心配です。ちゃんと出芽しますように・・・。

リゾケア湛水直播のその後の経過については今後も随時、お知らせしていきたいと思っていますので、お楽しみに。

 

in 04【作物】学生の活動記録

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