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感染症対策センター

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エムポックス予防のお願い

過度に心配することはありません。基本的な感染防止対策を徹底しましょう!

予防方法

  • 感染者及び有症状者の飛沫・体液等との接触を避ける。
  • 石鹸やアルコール消毒剤を使用した手指消毒の徹底。
  • 流行地ではウイルスを保有する可能性のあるげっ歯類等(リス・ネズミ・ヤマアラシ等)との接触を避ける。

 

(参考) 2022年7月26日 鳥取県・鳥取市・米子市 新型コロナウイルス感染症・サル痘対策緊急会議

 

更新日:2024年8月16日

相談窓口

 体調にご不安のある方、感染の可能性でご心配のある方は、「相談窓口」にご相談ください。

  

基本情報

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エムポックスとは(感染経路、症状等)

1 病原体

  • ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属エムポックスウイルス(感染症法上の4類感染症に指定)。
  • コンゴ盆地型(クレード1)と西アフリカ型(クレード2.a及び2.b)の2系統に分類される。
  • コンゴ盆地型(クレード1)による感染例の死亡率は10%程度であるのに対し、西アフリカ型(クレード2.a及び2.b)による感染例の死亡例は1%程度と報告されている。

2 感染経路

  • アフリカに生息するリスなどのげっ歯類をはじめとするウイルス保有動物との接触により感染。ヒトからヒトにも感染し主に接触感染、飛沫感染するとされる。
  • 感染した人や動物の皮膚病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)、接近した対面での長時間の飛沫曝露、患者が使用した寝具等との接触などにより感染。
  • 皮疹の痂皮をエアロゾル化することで空気感染させた動物実験の報告があるものの、実際に空気感染を起こした事例は確認されていない。

3 潜伏期

  • 通常6~13日(最大5~21日)
  • 症状の出現から、発疹が無くなるまでは感染させる可能性。

4 臨床症状

  • 発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0-5日程度持続し、発熱1-3日後に発疹が出現。
  • リンパ節腫脹は顎下、頸部、鼠径部に見られる。
  • 皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となる。
  • 多くの場合2-4週間持続し自然軽快するものの、小児例や、あるいは曝露の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがある。
  • 皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがある
  • エムポックスでは手掌や足底にも各皮疹が出現することなどが、水痘との鑑別に有用とされる。
    ※2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、以下のような、従来の報告とは異なる臨床徴候が指摘されている
    ・発熱やリンパ節腫脹などの前駆症状が見られない場合があること
    ・病変が局所(会陰部、肛門周囲や口腔など)に集中しており、全身性の発疹が見られない場合があること
    ・異なる段階の皮疹が同時に見られる場合があること

5 詳細情報 (外部リンク)

 

更新日:2025年4月23日

厚生労働省リーフレット「エムポックスとは」

  

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