農大日記

2022年4月14日

【果樹コース】様々な樹種が続々開花!ナシの人工受粉を行いました

 農大の桜もだいぶ散り、新緑の葉が目立つようになってきました。4月上旬には、果樹コースの圃場で、モモの花が見頃を迎えておりましたが、こちらもだいぶ花が散り、葉が目立つようになりました。

桃の花

(↑4月9日撮影のモモの花)

 モモや桜の花が見頃を終えると、「そろそろナシの人工受粉だ!」という気持ちになります。農大では、4月10日、11日にナシの主要品種(二十世紀、新甘泉など)の人工受粉を行いました。作業を行うメンバーは、2年生6名と、入学したばかりの1年生5名・・・実は、昨年はナシの開花が非常に早く、当時の1年生入学前に作業が終了してしまったため、このメンバーのほとんどが人生初の(ナシの)人工受粉となりました。最初のうちはなかなかペースも上がりませんでしたが、徐々に慣れていき、ペースアップしていきました。

ナシ交配1 ナシ交配2

 途中で人工受粉に必要な花粉が足りなくなるなど、厳しい場面もありましたが、ぽかぽか陽気の晴天に恵まれ、人工受粉の気象条件としてはバッチリでした☆今年の実止まりはきっと良いはず。花粉もどうにか行き渡り、無事終了しました。採葯では「来年こそは、売るほど(花粉を)とるぞ!」と意気込む声も聞こえます。

 多くの学生がナシの人工受粉をしている傍ら、2年生のY君はプロジェクト活動に取り組みました。様々な方法でナシに受粉を行ったのですが、処理の適期が限られるため段取りが大変そうでした。でも、最後まで頑張り、何とか処理を終えることができましたよ。

プロジェクト1 みつばち花子

 ナシの人工受粉が終わると、次はオウトウ、リンゴの人工受粉が待っています。これらの樹種も既に開花が始まっています。以上、花盛りの果樹コースでした♪

in 01【果樹】学生の活動記録

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000