2021年4月2日

2021年4月2日沖底@県営境港市場(田後&網代)

 本日は、田後船2隻、網代船4隻の入港がありました。

 ハタハタをお目当てに4時過ぎから市場に行きました。沖底船はみな出港済みで船頭に話を聞くことが出来ず残念でしたが、販売の方から相場などお話しを伺うことができました。

 ハタハタは約800箱とまずまずの水揚げでした。1番手(トロハタ)はありませんでしたが、25番手まであり、4番手が主体で体長1416cm程度でした。次いで3番と5番が多くなっていました。3月で今漁期のズワイガニ漁が終了したため、時間にゆとりができ、多くのハタハタの測定することが出来ました。

sakai hata

 最も多かったのはアカガレイでが約2,500箱ありました。今年は昨年同期と比べるとアカガレイが多く、比較的大きいものが主体です。次に多かったのがホッコクアカエビで400箱程度ありました。

karei akaebi

 網代や田後の沖底船では、丁寧な活〆されたマダイ、アナゴ、スズキ、ヒラメが出荷されていました。マダイ、スズキなどは明らかに見栄えが良く、色が鮮やかでした。相場にも成果があらわれているとのこと。

madai anago

 

 沿岸ものをのぞいて見ると、コウイカやバイなど春らしい魚種が並んでいましたが、巨大なサメも水揚げされていました。きちんと内臓が除去されていました。サメの牙を見たとき、ホホジロザメかと思い驚きましたが、市場関係者の話ではネズミザメとのこと。見た目は怖いですが、刺身や唐揚げなどでとても美味しい魚だそうです。

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