2019年2月18日

2019年2月18日 沖底(賀露)

本日の賀露地方卸売市場には、地元船5隻全船が入港し、水揚げしました。

主な漁獲物は、アカガレイ、ハタハタ、若松葉がに(脱皮6か月以内の雄のズワイガニ)でした。

アカガレイは、産卵場周辺での漁獲で、まだ少数ですが産卵後の個体もあったそうです。

また、小型銘柄が多かったことが、この航海の特徴でした。

水揚げ状況 アカガレイ9,10番(最小銘柄は11番)

ハタハタは2歳魚主体で、ソウハチ(えてがれい)も小型銘柄が多い印象でした。

ハタハタ4番 ソウハチ(えてがれい)

また、ズワイガニは、漁獲量制限の関係から、若松葉がにを獲り控える船が多くなっています。ただ、2月中にもう一度、カニ狙いの操業がありそうな感じです。

松葉がに(脱皮後1年以上経過した雄のズワイガニ)

そのほか、最近あまり掲載していなかった魚達を紹介します。

左下は、これからの時期、漁獲が増えてくるマフグ。体表が滑らかであることから「なめらふぐ」と呼ばれます。トラフグとは異なり皮にありますが、唐揚げは特に美味です。

右下はユメカサゴ、朱色が色鮮やかな魚です。アカムツ(のどぐろ)同様に口腔内が黒い特徴があります。

小型ですが、良い味しています。鍋、みそ汁の具のほか、手間はかかりますが刺身(特にあぶり)は美味しいです。

マフグ(なめらふぐ) ユメカサゴ

こんな太いマアナゴも揚がっていました。食べたことはないですが、刺身がおいしいらしいです。

マアナゴ

珍しいところでは、大きさ身入りともに良いケガニがいました。

また、これから数週間が最も水温が下がる時期ということもあり、沿岸の小型底びき網(ビームトロール)でマダラの活魚が出ていました。

ケガニ マダラ

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