農大日記

2018年11月2日

作物コース実習風景(10月下旬)

1. フォークリフト運転技能講習
 1年生2名が10月31日から3日間、フォークリフト運転技能講習を受講しに行っています。作物コースに在籍する他の1年生、2年生はすでに資格を取得しているので、この2名が資格取得すれば全員がフォークリフトに乗れることになります。卒業後の農業法人などへの就職に向け、みんな頑張っています。
 


2.農業技術競技
 農業大学校では年に2回、農業技術競技という競技会を実施しています。自分が所属するコースだけでなく、農業全般に関する知識を習得ために行われる競技会です。農業一般、果樹、野菜、花き、作物、畜産、農業機械の分野に関する筆記試験と実物鑑定を行います。作物コースの学生達は毎回上位入賞を目指し、全員で勉強会を開催するなど一生懸命勉強しています。今回も1年生、2年生とも学年の1位と3位に入賞しました。
 

3.プロジェクト学習水田の調査
 収穫時期が遅い「きぬむすめ」という品種が収穫時期を迎え、この品種を使ってプロジェクトに取 り組んでいる水田の最後の調査を実施しました。昨年の12月から計画を考え、早いものでは2月から田んぼの準備に取りかかり、5月初旬に種を播き、その後、継続的に生育状況を調査しながら栽培管理に取り組んできた水田です。自分が考えた予想どおりの結果になったのか今後の調査で明らかになってきます。どのような結果になるのかとても楽しみです。
 

4.稲刈り実習
 この時期は天気の良い日は毎日のように稲刈り実習をしています。授業や行事でできない日もありますが、自分の担当する水田も含め一人3ほ場以上は稲刈り実習を行い、機械操作のコツや注意点を習得できるように取り組んでいます。
 

5.耕耘実習
稲刈りが終わった水田は、来年度の作付けに向け耕耘を行います。4月に入学し、約6ケ月、1 年生もトラクターを自由自在に操りスムーズに耕耘できるようになりました。
 

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