農大日記

2018年9月11日

アールスメロン、ミニトマト収穫

1. 野菜コースのガラス温室で栽培していたアールス系メロンが収穫の時期を迎えました。うどんこ病が多発して収穫が危ぶまれていましたが、学生の細やかな管理のおかげで収穫を迎えることができました。
アール系メロンの収穫

2. キュウリが大好きな学生が、倉吉市のキュウリ農家に視察に行き、キュウリの栽培方法を教えてもらいました。まずは、苗作りとして接ぎ木にチャレンジしましたが、初めての接ぎ木作業のため、最初は上手くいきませんでしたが、数をこなす内に上手になってきました。来週には定植の予定です。11月23日の修農祭には販売予定ですので、みなさん楽しみにしてください。
農家視察  

3. プロジェクトで天敵を利用しているナスも、あいかわらず毎日収穫に大忙しです。今年の夏は、異常な高温で害虫の発生を心配していましたが、プロジェクトで利用した天敵が大活躍してくれたおかげです。学生達も毎日の収穫・調整・出荷によろこんでいます。


4. 鳥取県中部はミニトマトの産地です。近年新規就農者も増加して活気ある産地となっています。トマトでの就農を希望している学生も一生懸命ミニトマトの管理を行っています。夏期はミニトマトの日焼けが問題となりますが、着果位置を通常より下げることで日焼けを防止することができました。これから単価が高くなるので学生のやるきも上がっています。


5. ようやく涼しくなり、白ネギの土寄せができる気温となり、白ネギを担当している学生も安心したようです。しかし、病気や害虫で例年以上に白ネギが弱っており、修農祭に向けて適切な管理を行う必要があります。担当学生は将来白ネギでの就農を希望しているので、今年のような過酷な条件での管理実習は身につくものが多いと思います。

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