農大日記

2018年6月3日

【研修課程】先進農家実践研修生2名の研修が終了しました。

  先進農家実践研修は、研修生が就農する予定の地域において、栽培予定品目の実践 技術のほか、経営主となるために必要なノウハウについて、農家の方から直接教わる1年間の研修です。地域での就農に向けて、関係機関や生産部を交えたサポート体制を組み、農地や作業場、中古機械の確保などをトータルで支援する仕組みです。

 これまでに6名の方が研修を終えて独立就農に至っていますが、このたび、昨年6月1日より、八頭町および北栄町にて実施されていた2名の研修が、5月31日をもって無事終了しました。

 八頭町では、山賀祐司さんが「農事組合法人やまのうえ」に研修指導いただきました。地域ぐるみであたたかく受け入れていただきながら、水稲、白ネギ、ハトムギの栽培管理技術を習得。将来は法人の後継者となるべく、6月からは従業員として、引き続き「農事組合法人やまのうえ」にてお世話になります。

 北栄町では、山口真弘さんが、スイカ・メロンでの独立就農を目指し、地域で同品目の経営を営む桝井康行さんのもと、研修を実施しました。桝井さんには、きめ細やかな技術指導をいただくとともに、大栄西瓜協議会や抑制メロン部会の多くの皆様に研修・就農準備を支えていただきました。5年後には、スイカ60a、メロン50a、小松菜10aの経営で、所得約480万円の確保を目指します。

 二人の就農を支援いただきました指導農家の皆様、関係機関の皆様、本当にお世話になりました。これらの営農も引き続き見守りサポートくださいますよう、お願いいたします。


<山口真弘さんと関係機関の皆様>



<山賀祐司さんと(農)やまのうえおよび関係機関の皆様>

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