鳥取砂丘レンジャー日記

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2013年10月20日

狂い咲き-2

先日のレンジャー日記で、”ニセアカシア”と”ハマゴウ”の狂い咲きをお知らせしましたが、新に”ハマヒルガオ”の狂い咲きが見られましたので、追加でお知らせします。
オアシスの西側でハマヒルガオが3輪開花していました。
本来の開花時期は5~6月であり、天候異変により狂い咲きしたものと思われます。
日中の気温が十分に上昇しないためか、綺麗に咲くことは出来なかったようです。
でも、先日の台風を乗り越えての開花で頑張ってますね。
ハマヒルガオー1

ハマヒルガオー2 ハマヒルガオー3

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2013/10/20

2013年10月19日

「文人の足跡をたどるツアー」を開催しました!!

自然豊かで神秘性を併せ持つ鳥取砂丘。そんな鳥取砂丘は、多くの文人たちの創作意欲をかきたててきました。鳥取砂丘には、砂丘を訪れた文人が詠んだ歌碑がたくさん建てられています。
今日は、講師の田中寅夫さんと一緒に、歌碑をめぐり、砂丘を訪れた文人達に想いを馳せました。
今日巡った歌碑を歌とともにご紹介します。
みなさんも歌碑を巡り、文人達の想いを感じながら砂丘を眺めて見てはいかがでしょうか。


(黄レンジャー)

◆有島武郎の歌碑

「浜坂の遠き砂丘の中にしてさびしき我を見出でける(つる)かも」

有島武郎は、大正12年に砂丘にやって来ました。武郎はこの歌を詠んで約1ヶ月後に軽井沢で情死を遂げたこともあって、砂丘を世に広めた一首です。

有島武郎

歌碑のそばには、かつての一里松が残っています。主要な街道に1里(約3.927キロ)ごとに松などが植えられ、旅人の道しるべになっていました。

一里松

◆与謝野晶子の歌碑

「砂丘踏みさびしき夢に与かれるわれと覚えて涙流るる」

昭和5年、与謝野晶子は夫の寛(鉄幹)とともに砂丘を訪れました。この歌は、友人有島武郎への鎮魂歌として詠まれました。

与謝野晶子

かつて、柳茶屋という休憩所があった場所にも行ってみました。
柳茶屋

◆高浜虚子の歌碑

「秋風や浜坂砂丘少し行く」

昭和7年に俳誌「ホトトギス」主宰の高浜虚子一行が砂丘で吟行会を開催した際に詠まれた句です。

高浜虚子

◆枝野登代秋の歌碑

「砂丘をいくつ越えしが波音のまち゛かにきこえて海はまだ見えず」

枝野登代秋は、現在も鳥取市で発行されている短歌誌「情脈」を昭和6年に創刊・主宰し、短歌人口の底辺拡大に努めました。



枝野登代秋

砂丘事務所 2013/10/19

2013年10月17日

風の足跡

昨日の暴風雨から一転、今日は秋晴れです。

砂丘遠景

砂丘には暴風雨の足跡が残っています。
入口階段から馬の背へ向かう地面は砂が固まり、荒々しい砂の道です。
砂の道

降雨後、強い風が吹くと形成される侵食微地形の「砂柱」ができています。
日に日に表情を変える鳥取砂丘です。
砂柱

(黄レンジャー)






砂丘事務所 2013/10/17

2013年10月16日

台風26号接近

台風26号の接近に伴い、鳥取市の砂丘近辺には大雨・波浪警報、及び 強風・洪水注意報が発令されていました、勿論 鳥取砂丘は大荒れとなっています。
午前9時30分頃に馬の背頂上で、簡易風速計で測定したところ25~28m/sの風が吹いていました。
瞬間最大では30m/sを越えていましたが、風速計の最大が30m/sのため測定不能でした。
ある、瞬間を写真で記録しました。
風速計
砂丘内の観測機器によると、本日の最大風速は午前1時40分に33.1m/s 北 のデータが記録されていました。
この強い風に伴い、砂丘は砂嵐の状態でした。 馬の背頂上より飛んで行く砂の写真を紹介します。
飛砂

当然ながら海も大荒れで、鯨島に押し寄せる波も凄い勢いでした。
鯨島を越える波も何度か見ましたが、カメラを向けると大波が来ません、とりあえず撮れた写真を掲載します。
波を見え易くするため白黒写真にしました。
鯨島せまる波
海岸では、「波の花」が見られました、波の花は 風速10m/s以上の風が吹き続け海が大しけの時に発生し、泡の元は海の中に住んでいるプランクトンや海藻などの生き物の粘液が強い波と風に激しくかき回されて発生するものです。
波の花
そして、鳥取砂丘で強風後の楽しみは「砂柱」です。
明日、風が収まれば絶景が見えそうです。 今回の風は強過ぎるので彫の深い砂柱になっています。
砂柱
鳥取砂丘で砂柱の観察、撮影を楽しまれては いかがですか、観光客の少ない午前中が狙い目です。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2013/10/16

2013年10月13日

砂丘は大賑わい

三連休の中日の今日も、好天に恵まれ、多くの観光客でとても賑わいました。

GWを思わせる、もしかするとそれ以上の賑わいで、多鯰ヶ池と砂丘を挟む県道も車の列。
渋滞の車の列


市営駐車場も10時頃から満車。4時過ぎまで満車が続きました。
満車の駐車場

砂丘の中は一日中人人・・・
大賑わいの砂丘

馬の背の頂上も海や砂丘の中を眺める人で一杯です。
馬の背頂上

天気も良かったので、オアシスの中で水遊びをする子どもの姿も。
オアシスで水遊び

明日は連休最終日。砂丘には早めに来られた方がいいですよ!


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2013/10/13

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