鳥取砂丘レンジャー日記

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2012年9月9日

夏季早朝ボランティア除草お疲れさまでした

7月21日(土)から始まった夏季早朝ボランティア除草、本日が最終日となりました。
奇跡的に大きく天候が崩れることなく、14日間無事終了しました。

今朝も朝焼けがきれいでした。日の出は5時40分くらいでしたでしょうか。
朝焼け

本日の除草はオアシスでの選択除草。選択除草とは砂丘植物の間に生える雑草を選んで抜くことです。最初は見分けがつかないかもしれませんが、目が慣れるといっぱい見えてくるんです。
除草風景

最後は皆さんと記念撮影。本日は80人ほど、多いときは400人を超えました。
なお、この期間中にボランティアで参加いただいた人数は述べ2400人でした。
集合写真

最後には飲み物も用意しています。
飲料配付

この飲み物は全て協賛としていただいたものなんです。
協賛企業一覧

皆さま本当にお疲れさまでした。また来年もよろしくお願いします。
※10名以上の団体除草は受け付けています。

(追伸)
覚えた雑草の名前 忘れないでくださいね。

☆黄レンジャー

砂丘事務所 2012/09/09

2012年9月8日

砂丘を訪れた文人たち

今日は、鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー「鳥取砂丘 文人の足跡をたどるツアー」を開催しました。

曇り空でしたが、心地よい風の吹く中、約2km、文人たちの歌碑・句碑を巡りました。

まずは、昔の砂丘を知っていただくため、一里松と旧砲台跡の説明。


東一里松は福部町海士に、西の一里松は三軒屋にあったそうです。
砲台は県内にはこの鳥取砂丘の他7カ所設置されていたそうです。現存するお台場は、今は北栄町の由良のお台場のみだそうです。

文人の歌碑を巡るツアーの最初は、この一里松のすぐそば。有島武郎の歌碑から。


有島武郎が鳥取を訪れたのは大正12年。その1ヶ月後に軽井沢で情死を遂げたこともあり、砂丘を世に広めた歌として有名です。

この歌碑に刻まれた文字は、有島武郎の妹「愛子」の文筆だそうです。



有島武郎の歌碑から約500メートル先には、与謝野晶子の歌碑があります。


昭和5年に夫鉄幹とともに鳥取を訪れ、この地で有島武郎を偲んで涙したと云われています。

ここの歌碑は有島武郎と与謝野晶子の歌が刻まれています。

高浜虚子の歌碑に向かう途中には柳茶屋の跡があります。藪の中になってしまっているので入るのは難しいので、附近で説明。


柳茶屋は昔の但馬往来の茶屋として、4件の茶屋があったそうですが、飛砂の影響で今は跡地として、水がわき出る池を残すのみです。

ツアーは高浜虚子の句碑を通って、最後の枝野登代秋の歌碑へ。


いずれの歌碑・句碑もこの砂丘の西側に建立されています。

現在、市内から鳥取砂丘に向かうには砂丘トンネルを通りますが、トンネルが開通する前は、多鯰ヶ池通る旧道で砂丘の東側から入るか、鳥取市浜坂を通って、この西側から砂丘に入るかのいずれかでしたので、この西側に歌碑・句碑が建立されたそうです。

皆さんも、鳥取砂丘にお越しの際には、西側にある歌碑・句碑を巡って、昔の砂丘に思いを馳せてみられませんか?


次回の鳥取砂丘魅力満喫ジオツアーは9月30日(土)「中秋の名月観察会in鳥取砂丘」。夕方5時30分からの開催です。砂丘から眺める中秋の名月は最高です。参加をご希望の方は砂丘事務所まで是非ご連絡を。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/09/08

2012年9月7日

空を彩る

日本学生フライヤー連盟関西支部の学生さんが4日から今日まで、この鳥取砂丘で合宿を行いました。

ハングライダーとパラグライダー。




赤、青、緑など色とりどりのハングライダーやパラグライダーが砂丘の空を彩りました。

空を飛んでいるのを見るととても気持ちよさそうですね。


でも、着陸地点から出発地点まで戻るまでの斜面が大変そうでした。



(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/09/07

2012年9月4日

多鯰ヶ池

鳥取砂丘の南側には、池としては中国地方一の深さを誇る「多鯰ヶ池」があります。

多鯰ヶ池越しに見る砂丘も格別です。


多鯰ヶ池は流入する河川のない堰止め湖なので、降水量の多い少ないで、景色が大きく変わります。

晩春から初冬に頃まで水位が下がり、冬期が一番水位が高くなります。今年の冬は雪が多かったため、水位は非常に高くなり、梨園に続く道路が冠水したほどでした。(昨年は、年間を通して水量が多かったようですが・・・)

渇水期には、池の中の島が現れます。上の写真にも小さく写っていますが、今、その島が現れているところですよ。

こちらが沖ノ御前島といいます。


そしてこちらが磯ノ御前島。


多鯰ヶ池には周遊する遊歩道があります。そこから眺める景色はお薦めです。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/09/04

2012年9月1日

鳥取砂丘大学開校

鳥取砂丘再生会議では、鳥取砂丘のガイドをできる人を育てるため、今年も鳥取砂丘大学を開校しました。

今日はその開校式と1日目の講座を開催。

開校式では、鳥取砂丘再生会議の西田良平会長の記念講演。
山陰海岸ジオパークの展開ージオエネルギーの活用への取組みーと題して講演をしていただきました。


話の中で、兵庫県の湯村温泉で温泉を利用した「温度差発電実験」を放送大学の学生行ったということに大変興味がありました。

ジオは観光だけでなく、教育や利用も大切なんです。

続いて、今日の講座は「砂丘生物講座」

植物と昆虫について講座を受けました。



午後からは実際に砂丘の中でフィールドワーク。

砂丘の中を歩きながら植物や昆虫を実際に目で見ながら解説を受けました。

今は、ハマニガナが黄色い花を咲かせていますし、ハマゴウが花と実を同時に付けています。


残念ながら、ウンランとハマベノギクの花は見ることができませんでした。本当なら結構咲いているはずなんですが・・・・。

昆虫では、ヤマトマダラバッタやカワラハンミョウ、クロウスバカゲロウの幼虫(アリジゴク)を見つけました。



天気が心配されましたが、無事1日目を終えることができました。

講師の先生には大変お世話になりました。

受講生の皆さんお疲れ様でした。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/09/01

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