鳥取砂丘レンジャー日記

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2011年9月5日

秋風~(今日はよく吹いた。)。

本日の鳥取砂丘は、午後から雨が上がり風が強く吹き始めました。夕方の空は流れる雲のすき間から、陽が差して秋を思わせる風景でした。                             それから、台風の後も雨でしたので千代川(せんだいがわ)から大量の土砂が日本海へ流れ出ている様子も確認できました。


馬の背頂上

海の水が濁っているのは、日本海へ運ばれた砂です。この砂が波の力で海岸へ打ち上げられ、北西からの(海側からの)強い季節風で砂が内陸へ運ばれ長い年月をかけて砂丘ができました。

これからの鳥取砂丘~、秋は風が主役となる季節です。砂の上には「砂柱(さちゅう)」が見られるようになります。
(貝をのせた砂柱)
砂柱



9月の砂丘は・・灼熱の砂を涼風が癒してくれる時です。少しづつですが砂の上を歩く、自分の影も長くなります!

(青レンジャー)
鳥取県には3つの大きな河川があり、その1つが、
千代川・・鳥取県東部を流れる1級河川、長さ 約57,1キロ (鳥取砂丘)です。

砂丘事務所 2011/09/05

2011年9月4日

台風が残したもの

台風12号は、鳥取県を直撃し、県内では土砂崩れや道路法面の崩落など大きな傷跡を残していきました。

県中部にある東郷池も増水、氾濫したようで、大量の雨が降りました。

そして、この鳥取砂丘にも台風が残していったものが。





そう。オアシスです。
台風による大雨の影響で、干上がっていたオアシスが復活しました。

これまでも、まとまった雨が降ると、少しは復活していましたが、今回は大きなオアシスが復活しました。

この前まで、砂丘を訪れる観光客の方から、「オアシスってどこですか?」と聞かれると、「今は干上がっていて、本来ならあの辺りにオアシスがあります」とお答えしていましたが、その必要もなくなりました。

でも、天気が良い日が続くとまた涸れてしまうんですよね。


おまけ
今日は砂丘一面がきれいなマーブル模様になっていました。

(カメラマンの腕が未熟ですが、実物を見るともっときれいでした)


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2011/09/04

2011年9月3日

こんな嵐の日にらくがき?

鳥取県に台風12号が接近中です。雨・風ともに強まってきており、大雨・洪水・暴風・波浪警報も発令中ですので、注意が必要です。

こんな嵐のなか、砂丘にらくがきを発見しました。
何が描いてあるのでしょうか 「る」?「ゐ」?
らくがき
ここ鳥取砂丘では、砂のうえにらくがきを描くことを「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」により禁止しています。
これは、多くの方にきれいな鳥取砂丘を見ていただくためのルールです。

ただ、このらくがき、なんかちょっと違う感じ。
よく見ると、線がもこもこしてて、穴があいてます。
らくがき線

穴

なんと!モグラのしわざ(おそらく)

違反者(モグラ)は発見されませんでしたが、皆さまはマネしないようにお願いします。

☆黄レンジャー

砂丘事務所 2011/09/03

2011年9月2日

台風情報 1

台風12号が日本に近づいており、発表された進路予測によると、鳥取が中心付近にあり直撃の可能性もあります。
そして、鳥取への最接近は明日 3日の昼過ぎから夕方にかけてが予想されています。
本日、お昼の砂丘の状況ですが、北東の風、風速 7m/s、小雨、気温27℃でした。
(手元の簡易風速計、簡易温度計での測定)
日本海には白波は少ししか見られず、「嵐の前の静けさ」を感じます、下の写真をご覧下さい。
まだ白波は少ない日本海

本日の観光客は、台風を警戒してか わずかの方々ですが皆さん砂丘を楽しんでおられます。
少ない観光客

そして、市営駐車場の砂像は緊急に保護されています。 ブルーシートに覆われた砂像と移動中のテントの様子です。
砂像の保護

明日、鳥取砂丘は台風による風雨で「砂嵐」が予測されます、お越しの方は雨具の準備をお忘れなく、なお傘では強風により役に立たないと考えます。

追記:16時30分の馬ノ背頂上の風速を測定しました。
      平均  12 m/s
      最大  15m/s

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/09/02

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