鳥取砂丘レンジャー日記

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2012年10月30日

鳥取砂丘大学第3日目

先日、鳥取砂丘大学の第3日目を開催しました。

この日の講義は「ガイド実習」。
実際に砂丘内でガイドをしている講師に、普段どういうガイドをしているかを講義・実演していただきました。

午前中は、石橋鳥取砂丘レンジャー。

まずは室内で、普段、観光客からどういう質問があるのか、どういう受け答えをしているかの説明を受けました。

砂丘に出てからは、それぞれのポイントで解説。実際に景色を見ながら、受講生を観光客に見立てて説明されました。

砂丘の東側での様子です。
砂丘東側での講義

馬の背の頂上では、海の景色や砂丘全体を眺めながら、ガイドをしました。
馬の背頂上でのガイド

ガイドは景色だけではなく、植物についてもガイドをします。
今の時期ハマゴウは実が付きハーブのような香りを漂わせていることも説明。
ハマゴウ

この辺りは、時間に余裕のある観光客の人しか案内できないのが残念です。


午後からは、鳥取砂丘ジオパークセンターの神近ジオガイドの講義です。

普段、ジオパークセンターで団体向けに行っているジオパークの解説から。
解説は、同じくジオパークセンターの”たぶー”におまかせ。
ジオパークの説明

ジオパークセンターには、風紋のできる様子を見ることができる実験装置があります。
その風紋発生装置を使っての実演です。
風紋発生装置での実験
砂丘にことを知るにはジオパークセンターが一番。砂丘に入る前でも入った後でも是非お寄りください。

砂丘の中では、追後スリバチと火山灰露出地での解説。
追後スリバチでのガイド

火山灰露出地でのガイド

ほぼ一日、砂丘の中を歩かれ、受講生の皆さんもお疲れの様子でしたが、実際のガイドを受けて、皆さんとても参考になったようでした。


《おまけ》
今、追後スリバチは「ツリガネニンジン」が見頃です。
砂丘植物ではないですが、青紫色の花が辺りに咲いている様子はとてもきれいですよ。近くによって見てくださいね。追後スリバチの登り降りは大変ですけど。
ツリガネニンジン


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/10/30

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