先日、鳥取砂丘大学の第3日目を開催しました。
この日の講義は「ガイド実習」。
実際に砂丘内でガイドをしている講師に、普段どういうガイドをしているかを講義・実演していただきました。
午前中は、石橋鳥取砂丘レンジャー。
まずは室内で、普段、観光客からどういう質問があるのか、どういう受け答えをしているかの説明を受けました。
砂丘に出てからは、それぞれのポイントで解説。実際に景色を見ながら、受講生を観光客に見立てて説明されました。
砂丘の東側での様子です。
馬の背の頂上では、海の景色や砂丘全体を眺めながら、ガイドをしました。
ガイドは景色だけではなく、植物についてもガイドをします。
今の時期ハマゴウは実が付きハーブのような香りを漂わせていることも説明。
この辺りは、時間に余裕のある観光客の人しか案内できないのが残念です。
午後からは、鳥取砂丘ジオパークセンターの神近ジオガイドの講義です。
普段、ジオパークセンターで団体向けに行っているジオパークの解説から。
解説は、同じくジオパークセンターの”たぶー”におまかせ。
ジオパークセンターには、風紋のできる様子を見ることができる実験装置があります。
その風紋発生装置を使っての実演です。
砂丘にことを知るにはジオパークセンターが一番。砂丘に入る前でも入った後でも是非お寄りください。
砂丘の中では、追後スリバチと火山灰露出地での解説。
ほぼ一日、砂丘の中を歩かれ、受講生の皆さんもお疲れの様子でしたが、実際のガイドを受けて、皆さんとても参考になったようでした。
《おまけ》
今、追後スリバチは「ツリガネニンジン」が見頃です。
砂丘植物ではないですが、青紫色の花が辺りに咲いている様子はとてもきれいですよ。近くによって見てくださいね。追後スリバチの登り降りは大変ですけど。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/10/30