本日の鳥取砂丘は、風も弱く、暖かで、穏やかな一日でした。観光客の皆さんも十分に、砂の上を歩かれたようです。馬の背頂上へ登られた方々は、砂丘の周囲を眺め~、「思ったより、広かった!」 「日本じゃないみたい!」との感想が多かったです。
そして、今日は青空でしたので、裸足で歩かれる方もおられました。その為か、砂丘の中の植物も少しずつ成長しています。
上の写真は「コウボウシバ」という砂丘植物です。比較的水分の多い場所に分布しているので観光客の多い馬の背下のオアシス周辺で見る事ができます。
今は、葉の下が黄色く色づいてきました。これを見ると、「春」だなぁ~と感じます!
ちなみに、夏にはオアシス周辺の「コウボウシバ」は、遠目に「緑のじゅうたん」のように見えます。
分布は広域で、日本全土から東アジア、南米チリにまで分布しています。
これからは、色々な砂丘植物の成長していく様子が見られますよ!
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/03/19