源流の碑と紅葉を訪ねる旅(平成19年10月22日)

 今年は夏が暑く、紅葉には少し早かったですが、出発点から延べ8km、時間にして約4時間強の行程の中、参加者全員が無事源流の碑まで到着しました。
 参加者のうち半数以上が源流の碑は初めてという方でしたが、日野川源流域の手付かずの自然を満喫しながら、延長77kmの雄大な日野川の流れに思いをはせ、改めて自然の素晴らしさを痛感されたのではないでしょうか? 

紅葉を訪ねる旅


 今回の昼食は地元の方のご協力で新米おにぎりやシシ汁をいただきました。
 おにぎりは軽く茶碗一杯分、一人に2つずつ配られましたが、約1時間半ほど散策した後ということもあって皆
さんペロリとたいらげてしまいました。
 ポカポカと春を思わせる陽気、美しい土屋の風景、そして地元の方の心のこもった「おもてなし」。とてもおいしいお昼ご飯に参加者の皆さんも大感激でした。協力してくださった皆さま、お世話になりました。

 

おもてなし 参加者に大好評だった、地元の方の心のこもった
「おもてなし」
 おいしい「シシ汁」ごちそうさまでした!

シシ汁

おにぎり  新米おにぎり、具だくさんの「シシ汁」、「すいどお
し(アミタケ)」の酢味噌和え、柿の葉の器には浅漬
けも

  
 今回の旅では道中のゴミを拾いながら参加された方がお
られ、事務局として頭がさがる思いです。今後は参加者全
員での取り組みにしていけたらと思います。
 ありがとうございました。
ゴミ拾い

参加者の声

 森林は酸素の一大生産地                      境港市 Nさん

 「水と空気はただ 湯水の如く使う」と昔は言われていました。
 「水」に関しては「ただではない」という認識に変わってきましたが、「空気」についてはどうでしょう?
 樹木の光合成活動は活発で、日南町が所有する森林から、500万人の人間が生息しうる酸素を供給している・・という話を聞いたのは鮮烈でした。
 去る10月22日に、「日野川の源流の碑を訪ねる旅」に参加いたしましたが、河口から77km上流の水滴、せせらぎから始まる源流の水はおいしく、空気もまたおいしいものでした。水と空気の生産地周辺地域の皆さんの努力に頭がさがり「水も空気もただではなくなった」という新たな常識を身につけたく思います。
 私は「日野川の源流と流域を守る会」の設立と同時に会員となりましたが、これからの事業にも積極的に参加したいと思います。時宜を得たこの会の趣旨が、痛いほどによく分かるからです。
  

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