船通山歴史発見ツアー(平成19年7月28日)

 当日は、猛暑が予想されましたが、ガスに覆われていたため、肌寒いくらいの気温で快適な登山でした。
 船通山には、天狗岩、金名水、イチイの巨木など、本当に見所がたくさんあり、それだけでもおなかいっぱいなのですが、さらにこの日は年に一度の宣揚祭の日。地元神職らによる神事が執り行われるにつれて、次第に異空間へワープするかのような感覚に襲われました。
 宣揚祭の歴史は古く、今年で40回目だそうです。日野川流域に存在するこのような歴史・文化に触れることで、会員の方々もさらに日野川への愛着が深くなったことと思います。

出発 抹茶サービス 神事
「いざ、しゅっぱつ!」 中腹辺りの金名水(きんめいすい)で、地元上萩山集落の姫(?)による抹茶サービス 頂上では厳かな神事が執り行われました
笛と太鼓の演奏 榊の舞 福訳
笛と太鼓の演奏 須佐之男命(スサノオノミコト)が時空を超え、地元神職の体に憑依! 福分(ふくわけ)の様子。必死の形相で餅に食らい付きます
イチイ 天叢雲剣出顕之地の碑 神事
イチイの巨木。悠久の時の流れを感じます。 天叢雲剣出顕之地の碑
 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)とは、三種の神器の一つで、草薙剣(くさなぎのつるぎ)とも称される。三種の神器の中では天皇の持つ武力の象徴であるとされる。
 昭和50年に落雷により破損した経緯がある。

  
  

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