防災・危機管理情報


耐力壁とは?

5.耐力壁のバランスが大事
耐力壁の役割
 耐力壁は、家の重さを支え、地震や台風などの横からの力に耐える役目を果たします。
 耐力壁には、スジカイの入った壁、構造用合板や石膏ボードを張った壁などがあります。
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耐震性を左右する壁の量
 耐力壁の多少は、家の強さに影響するので、できるだけ多くの個所に設けたいものです。耐力壁は、家の広さや形などによって、一定量以上設けることが義務づけられています。大きな家や重い家では、より多くの耐力壁が必要です。


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耐力壁の配置
 耐力壁は、ただ多ければよいというわけではありません。耐力壁の配置バランスが悪いと、地震などの際に建物が変形したり、ねじれて壊れてしまいます。次の点に注意しましょう。
1) 家の外周はできるだけ多くの耐力壁で囲まれるようにします。特にコーナーには耐力壁を極力設けます。
2) 耐力壁は家の縦方向と横方向それぞれにバランスよく配置します。
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6.骨組み・壁はしっかりと一体化
木造軸組工法柱の骨組み
 木造軸組工法は、柱などの縦材と土台・梁・桁など横材との組み合わせで構築されていますが、それだけでは地震や台風などの横から受ける力には耐えられません。これを補うのが、スジカイとか火打ちという斜め材です。柱は、屋根や床などの重さを土台や基礎に伝える部材で、基準どおりの太さのものを使います。また、基礎と土台、土台と柱と梁などの接合部分をはじめ、現在では様々な個所の専用金物が開発されており、それらを適切に使用することが大切です。


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●筋交い(すじかい)
 地震や風による力(水平力)に対して抵抗するために、柱と柱の間に対角線に入れた斜め材をスジカイといい、地震など横の力で建物が変形するのが防げます。
  

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