むきばんだ史跡公園では、昨年度に引き続き丘陵斜面における土地利用状況を解明するため、妻木新山(むきにいやま)地区で発掘調査を行っています。
ついては、これまで行った発掘調査の成果を紹介する現地説明会を下記のとおり行います。
記
1 日時
令和5年7月9日(日)午後1時30分から午後3時まで
(受付開始は午後1時からです。)
2 集合場所
むきばんだ史跡公園 「弥生の館 むきばんだ」前
(雨天時:体験学習室)
(西伯郡大山町妻木1115-4、電話0859-37-4000)
※現地までの移動は徒歩で、職員が誘導します。(片道約10分)
3 主な見所
○妻木新山地区斜面部の発掘調査を行い、斜面を段状に加工した竪穴住居や段状遺構、土坑を確認しました。
・令和4年度に行った発掘調査の結果、斜面の上方には丘陵平坦地に分布する竪穴住居群と同時期の遺構を多数検出しました。
・令和5年度の発掘調査では、斜面下方にも同時期の遺構が広がっていました。
・この結果、比較的緩やかな斜面地では斜面全体わたり土地を使用していたことがわかりました。
4 その他
・事前申込み不要です。
・雨天の場合は足元が滑りやすいため現地の公開を中止し、上記集合場所(体験学習室)でスライド等による説明を行います。
・動きやすい服装、運動靴または長靴等でお越しください。

段状遺構を確認した様子(令和4年度)