令和4年に根雨駅・黒坂駅が開業100周年を迎えるにあたり、伯備線の利用促進や交流人口・関係人口拡大を目的とした「JR伯備線(根雨駅・黒坂駅)開業100周年事業実行委員会」が発足し、次のような活動を行っています。

黒坂駅開業100周年祝賀セレモニー

令和4年11月10日(木)、黒坂駅が開業からちょうど100歳の誕生日を迎えるのにあたり、黒坂駅前にて祝賀セレモニーを開催しました。“手作り感満載”の催しですが、秋晴れの下、地元住民の皆さんをはじめ行政関係者、J Rの皆さんにも参列いただいて、盛大に開催されました。

関係の皆さんのご挨拶の後、カウントダウン〜汽笛の音を合図にくす玉が割られ、黒坂駅から来年100周年を迎える生山駅行きの大判切符の贈呈式も行われました。

駅舎内では1日限りの「夢人駅カフェ」が開設され、懐かしい昔の写真展示や寄せ書きボードも飾られて、大いに賑わっていました。

セレモニーその1 セレモニーその2セレモニーその3<駅の中には寄せ書きコーナー>

日野軍★伯備線ファン倶楽部

日野軍★伯備線ファン倶楽部とは?

令和4年11月10日(木)、満を持してスタートした「日野軍★伯備線ファン倶楽部」。そのあり方を一言で言えば「ゆる〜いネットワーク」。会長や代表は置かず、会費も徴収せず、地元の人と遠来の鉄道ファンが、ゆる〜く繋がり、良い撮影環境づくりやマナーアップの啓発を図りながら親交を深め、伯備線利用、交流人口・関係人口の拡大につなげよう・・・といったものだそうです。

 

発会式

 拠点となる「リバーサイドひの」の前庭で、「倶楽部」の在り方や運営方法について説明がなされ、ご来賓の祝辞の後、倶楽部発足やサロンの開設に尽力いただいた「美しい伯備線に出会う町の会」田淵康成さんから田貝実行委員長へ展示品の目録贈呈、そして看板の除幕が行われました。

 発会式の後は館内に移動し、展示されている鉄道関連書籍や資料について田淵さんからの説明がありました。昭和20年代からの伯備線の時刻表や、70冊に及ぶレイルマガジンのバックナンバーの推移を見ると、鉄道そして伯備線のさまざまな歴史を知ることができ、鉄道ファンのみならず一般の皆さんにとっても実に興味深いものだと思います。

発会式<除幕式>

ファン倶楽部その1 ファン倶楽部その2ファン倶楽部その3 ファン倶楽部その4ファン倶楽部その5<貴重な資料もありますよ>

 

鉄道ファンのみなさまへ

「リバーサイドひの」は、全国に知られた撮影ポイント「ネウグロ」のど真ん中で、絶好のポイント。中には大判の鉄道写真や、貴重な書籍や資料が展示されていますので、お好きな方は是非覗いてみてください。備え付けの申し込み&宣誓書にて入会できます。

伯備線”縁”線ウォーク

 令和4年11月5日(土)に「伯備線”縁”線ウオーク」のキックオフイベントが開催されました。

「”縁”線ウオーク」と言う新しい冠をつけて、ノルディックウオーク鳥取県西部が主催、JR伯備線100周年記念実行委員会は全体の企画とサポートという形で実施されました。

 当日は、 実行委の田貝英雄委員長や根雨駅の和田駅長の挨拶の後、その真新しい幟旗を先頭に70余名の皆さんが、上菅駅を経由して生山駅まで、紅葉真っ盛りの伯備線沿線、9kmちょっとを結構歩かれました。生山駅では日南町の「山里LOADにちなん」理事長(また当交流協会長でもある)中島宏二さんが歓迎のご挨拶をされ、ご参加の皆さんは下りの普通列車で黒坂まで意気揚々と帰っていかれました。

 後日お聞きしたところによれば、皆さんのご評価は上々!途中国道沿いには、十分な歩道幅がないところもあり、安全対策上、一列に隊列を組んでペースを揃えて歩かなければならなかった、これがモチベーションを上げることになり、むしろよかったとのこと。

 令和5年度は11月に生山駅が100周年を迎えますが、今年度中には上石見から江尾までのコースを設定してマップを制作し、また来年には良い季節に「江尾駅、根雨駅101周年記念“縁”線ウオーク」も企画していただくようお願いされ、ゆくゆくは日常的に、フリーで歩いていただけるようにと計画されているそうです。

ウォーキングその1 ウォーキングその2ウォーキングその3

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