県内の高校生が、鳥取県中部で地域づくり活動を行っている方々を訪れ、地域の課題を新たな魅力に変える取り組みを体験しました。
開催日
平成30年7月26日(木)10時から15時まで
場所
倉吉市、琴浦町各所
受入団体
リアルマック 代表 福井恒美さん
CAZADOR(カサドール) 代表 高橋龍太さん
内容
○10時から12時まで 「カーゴマルシェ」体験
リアルマックの代表福井さんから、人と人とのつながりを感じられる地域を目指した取り組みについてお話を聞きました。高齢化率40%を超える倉吉市成徳・明倫地区で、週2日実施している荷台付自転車「カーゴマルシェ」を使った、新鮮な野菜やお花の移動販売を通して、地域の方との触れ合い、つながりを感じられる地域づくりを体験しました。
○12時から13時まで ランチ(ジビエ料理+大栄スイカ)
新鮮な野菜とジビエを使ったランチの後に、カサドールの高橋さんから、狩猟を通じた里山保全活動の取り組みや、自然や命の大切さについてお話を聞き、実際使われる罠など狩猟用の道具や動物の皮などに触れてみました。
○13時から15時から 「猟師と里山保全」体験
実際の罠を仕掛けてある2か所の現場に行き、どのような場所に罠を仕掛け、どのように捕獲するかについて説明を聞きました。
<参加者の声:アンケートより>
- 移動販売では地域の住民の方と触れ合うことで、すごく爽やかで新鮮な経験ができ、また、狩猟の話も大変興味深かった。
- 今日の経験の中で様々な人とお話ししたり、知らなかったことや有効な情報を得ることができ、少し自信にもなったので、今後は自らすすんで地域の住民の人たちと接していきたい。
- お年寄りの方とのコミュニケーションの重要性が分かったので、これからは道で出会った時、積極的に挨拶していきたいと思った。
- 高齢化の厳しい現状を知ったうえで、移動販売車の意味を初めて知りました。部活では、地域おこしできればと考えているので、今日のように地域の人たちと自ら関わって、部活も地域も活発にしていきたいと思った。