世界保健機関(WHO)は2010 年に、世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7 月28 日を「World Hepatitis Day(世界肝炎デー)」と定め、肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しました。
日本においても7 月28 日を「日本肝炎デー」と制定し、肝炎の病態や知識、予防、治療に係る正しい理解が進むよう普及・啓発を行い、肝炎ウイルス検査の受検を促進しています。
本県の肝臓がんは、全国と比較し、死亡率、罹患率が高いことや、肝臓がんの大きな原因とされる肝炎ウイルス陽性率についても高い傾向にあるほか、肝炎ウイルスに対する知識不足や誤解により、感染者に対する差別や偏見が存在するなど、多くの課題があります。
このため、県民の皆様に肝臓病について正しい理解をしていただくことを目的に、平成25年から毎年7月を「鳥取県肝臓病月間」と定めました。一人ひとりが肝臓病を正しく理解し、日ごろから肝臓病の予防や早期発見・早期治療に心がけましょう。
鳥取県肝臓病月間実施要綱(PDF64kb)
「鳥取県肝臓病月間」(7月)のTVスポットCM(外部リンク)
月間の啓発用に鳥取県が独自に制作したテレビCMです。
放送期間:平成26年7月1日~31日
「鳥取県肝臓病月間」(7月)のTVスポットCMです。鳥取の砂丘で肝炎を叫びます!