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平成24年6月27日午前11時
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「しぜんの宝箱」自然保護監視員だより

    清らかな水、深い緑、露に輝く花々…。鳥取県日野郡の自然はまるで宝箱のようです。
 ここには、大山隠岐国立公園、比婆道後帝釈国定公園、奥日野県立自然公園、神戸上県自然環境保全地域があり、とても自然豊かな地域です。また、サクラソウやブッポウソウ等、希少な動植物も多く生息しています。
 自然保護監視員の藤原文子が、活動を通して魅力いっぱいの日野郡の自然を楽しく紹介していきます!
  

2020年2月26日

( 春の花を探しに行きました

 暖冬の影響でいろいろな花が例年より早く開花しています。どんな花に出会えるのでしょうか?花探しの散歩に出てみましたので、幾つかご紹介します。

ootatitubosumire     ootatitubosumirehana

 今年初めてスミレ(オオタチツボスミレ)の花に出会いました。まだ寒い日があるからでしょうか、草丈はとても低かったです。オオタチツボスミレを横から見ると、こんな形をしています。日当たりの良いこののり面にだけ、幾つかの花が咲いていました。

ouren

  オウレンの花が咲いていました。あまり明るくない場所に咲いていたので、白い花がよく目立ちます。薬草としてもよく知られています。漢方では、整腸、抗炎症などの作用を持つと言われています。

 根茎(こんけい:一見、根のような形をした茎)が節状に連なり断面が黄色いことがオウレン「黄蓮」の名前の由来だという説もあるそうです。

yamanekonomesou     yamanekonomesoukajitu

 ヤマネコノメソウが咲き始めました。雄しべはふつうは8個で、萼片(がくへん)より短いです。葉は互生(ごせい:1個の節に1個の葉がつく)、茎や葉には毛が生えています。果実が深く細く裂開した様子が、瞳孔が縦に狭くなった昼間の「猫の目」に似ていることが名前の由来だと言われています。

nekonomesou

 ネコノメソウが咲き始めました。雄しべは4個で、萼片より短いです。葉は対生(たいせい:1個の節に2個の葉がつく)で茎は葉に毛が生えていません。湿地や小川の傍など、ヤマネコノメソウよりも湿った場所に生えています。

 身近な場所でも探してみると、まだまだたくさんの花が咲いていると思います。暖かい日に出かけてみませんか?

日野振興センター 2020/02/26

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