作成日:2019年08月23日
令和元年度の調査スタートです!

お盆が明けてすっきりしない天気が続く中、本年度の発掘調査を開始しました。

今年は、史跡公園内の妻木新山地区(ガイダンス施設から見て谷を挟んで北側の地区)の緩斜面地で内容確認調査を行っています。
妻木新山地区は、むきばんだムラが発展し始めた時期(弥生時代後期前葉~中葉:紀元1世紀後半~2世紀前半頃)の住居が多く見つかっている地区です。これまでに丘陵頂部の平坦な場所は発掘調査されていますが、丘陵の縁から斜面にかけては、ほとんど調査されていないため遺構の有無や分布状況は分かっていません。今回の丘陵縁辺部の調査は、弥生人が丘陵をどのように利用していたのか、遺跡の全体像を明らかにするためには必要な調査です。

今回行う内容確認調査は、遺構の有無や時期を確認するもので、幅の狭い調査区(トレンチ)を複数箇所に設定し、10月中旬頃まで行う予定です。

今後もホームページやフェイスブックで調査状況を公開していきますので、是非、チェックしてみてください。

※足元が悪く転倒など事故の危険があるため、調査区内には入れません。
※調査現場を公開する場合は、別途お知らせします。

発掘調査の様子(1)

発掘調査の様子(2)

 

【休園日】

  • 5月の休園日
    5月27日(月)
  • その次の休園日
    6月24日(月)
  • 年末年始の休園日
    12月29日~1月3日

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000