むきばんだ史跡公園では2019年からライトアップイベントを行っています。今年度は3月24日(金)・25日(土)の2日間にかけて春の「ライトアップむきばんだ」を開催しました。
メイン会場となった洞ノ原(どうのはら)地区は、妻木晩田遺跡最初の首長墓「洞ノ原墳丘墓(ふんきゅうぼ)群」や、土屋根の竪穴住居などを見学することができるエリアです。
今回は、祭祀の再現動画を上映する高床倉庫や、弥生時代の絵画をモチーフに制作したパラパラアニメーションを見ることができる竪穴住居など、展示空間としての演出も加えました。また、屋外にも史跡公園職員が半年以上の時間をかけて作り上げた作品を並べました。弥生時代の「炎の宴」をテーマに「炎」の竹灯篭を囲んで「踊る弥生人」、村を駆け抜ける「森の動物たちの世界」そしてメイン会場導入路に並べた約80本の竹灯籠や球体の竹細工など、大変好評でした。
その他、洞ノ原地区からの夜景を楽しんだり、桜満開の多目的広場やガイダンス内での竹灯籠演出など、例年以上に見どころたくさんのライトアップとなったことから、2日間で900人を超える方にご来場いただきました。アンケートでも「面白かった」「また開催して欲しい」という感想などを多くいただいています。
桜とスターテント
「弥生デザインの小路」(80本の竹灯籠が並ぶ)
「暮上祭祀×地上に現れた宇宙」(洞ノ原墳丘墓群と夜景)
「炎の宴」(踊る弥生人と炎をモチーフにした竹灯籠の演出)
「竪穴住居×異空間への誘い」(骨格住居内のライトアップ演出)
骨格住居ライトアップで記念撮影
「弥生テレビジョン」(高床倉庫の板壁をスクリーンにして祭祀再現動画を上映)
「弥生テレビジョン」(鹿の皮をスクリーンにして竪穴住居でのパラパラアニメ上映)
妻木晩田遺跡シンボルマークで記念撮影
自分で作ったハスランタンを持ってライトアップ見学
自分で作った竹ランタンを持ってライトアップ見学
展示室内に並ぶ竹灯籠と窓越しに見える桜