薬剤師は医療の担い手の一員として、良質な医療を提供するため、薬剤師としての専門性を生かし、高度な薬物療法等について知識・技術を備え、常に他の医療関係者等と協力し、医療・保健・福祉の向上に貢献することが求められています。
 当院では、医師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士などの医療スタッフと協力し、最善の治療を行うチーム医療を取り入れています。
 また、日本病院薬剤師会や日本医療薬学会等が認定する専門薬剤師等を目指して、日々研鑽に努めています。

認定団体 認定資格 人数
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 1名
日病薬病院薬学認定薬剤師 7名
日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師 1名
漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
研修認定薬剤師 1名
認定実務実習指導薬剤師 3名
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士 2名
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 2名
日本アンチ・ドーピング機構 スポーツファーマシスト 1名
四病院団体協議会 感染制御スタッフ 1名
日本女性薬剤師会 認定薬剤師 1名
厚生労働省 日本DMAT隊員 1名
鳥取県 鳥取DMAT隊員 1名
日本災害医学会 PhDLSプロバイダー 2名
日本くすりと糖尿病学会 糖尿病薬物療法履修薬剤師 1名
日本褥瘡学会 認定褥瘡薬剤師 1名
日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー 1名

※R5年12月現在


 

チーム医療

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当院では、医師、看護師をはじめとする様々な医療スタッフが、それぞれの高い専門性を尊重し合い、連携を取りながら、患者さんにとって最善の治療が行われるよう支援しています。
薬剤師もメンバーの一員として、カンファレンス、病棟ラウンドなどへ参加しています。

  • 抗菌薬適正使用支援チーム
  • 緩和ケアチーム
  • 糖尿病サポートチーム
  • 栄養サポートチーム
  • 褥瘡対策委員会
  • 医療安全推進担当者会
  • 骨粗鬆症チーム
  • キャンサーボード
  • DMAT(災害派遣医療チーム) など
 

 

調剤室

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おもな業務は、患者さんが使用されるお薬の内容が適切であるかを確認し、準備することです。電子カルテシステムと連携した調剤システム(錠剤分包機、散薬鑑査システム、散薬分包機など)により、正確な調剤を行い、業務を効率的に行っています。
また、お薬を正しく使用していただくために、患者さん、患者さんのご家族へ使用方法を説明しています。
さらに、医療スタッフからの相談応需、患者さんに合わせて錠剤の粉砕化、一包化などの提案を行い、適切な医療が行われるよう支援しています。
当院では、原則として外来患者さんのお薬は院外処方としており、病院内の調剤室では、入院患者さんのすべてのお薬と外来患者さんの一部のお薬を調剤していますが、お薬の相談、説明を希望される場合は、薬剤部窓口でお尋ねください。

 

注射室

写真_注射室1写真_注射室2

注医師の処方により注射薬の調剤を行っています。注射薬調剤時には、用法・用量、投与経路、投与速度、配合変化、副作用などの確認を行っています。
また、入院患者さんの注射薬は、注射自動払い出しシステム(アンプルピッカー)を使用し、患者さんごと、施用ごとに1日分ずつ準備することにより、安全な医療を提供しています。
抗がん剤の処方においては、登録されたレジメンで正しく処方されているか、用法・用量、投与期間などを厳重に確認しており、安全で適切な治療が行われるよう、支援しています。

 

製剤室

写真_製剤室1

患者さんの治療に必要な医薬品の中には、安定性などの理由により市販されていないものがあり、「院内製剤」として院内で調製しています。
院内製剤には軟膏、外用剤、無菌的な調製が必要な注射剤や点眼液などがありますが、病院内で科学的および倫理的な妥当性を十分検討したうえで調製しています。
高カロリー輸液は、消化器疾患等で長期間経口摂取ができず、十分な栄養を摂ることができない場合に使用される輸液です。高カロリー輸液は、細菌が他の輸液より増殖しやすいため、汚染防止にはより注意が必要です。そのため、クリーンルーム内にあるクリーンベンチを使用し、無菌的な環境下で調製しています。NICU(新生児集中治療室)の患者さんの高カロリー輸液、自宅療養中の外来患者さんの高カロリー輸液も調製しています。
外来および入院患者さんの治療に使用する抗がん剤は、薬剤曝露を防止するため安全キャビネット内で調製しています。また、患者さん、医療スタッフの安全を考慮し、閉鎖式の調製器具、輸液ルートを導入しています。化学療法が安全かつ適切に進められるよう、複数の薬剤師による処方確認、正確な調製を行い、患者さんが安心して治療を受けられるよう努めています。

 

 

TDM

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TDM(Therapeutic Drug Monitoring:治療薬物モニタリング)とは、薬物の血中濃度を測定・解析し、それぞれの患者さんに合った用法・用量を設定することです。現在、薬剤部では抗MRSA薬のTDMを積極的に行い、患者さんにとって安全で効果的な治療を行うことができるよう支援しています。

 

 

薬剤管理指導業務・病棟薬剤業務

各病棟に担当薬剤師を配置し、患者さんに処方されたお薬について、作用、副作用、服薬時の注意事項を説明するとともに副作用の発現を確認しています。
入院時に患者さんが持参されたお薬についても確認し、服用中のお薬との相互作用、重複投与などの確認を行っています。
患者さんへの説明事項などをカルテへ記載し、他の医療スタッフと連携を図り、安全かつ適切な薬物療法が提供できるよう努めています。

 

 

医薬品情報管理業務 DI

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厚生労働省、医薬品医療機器総合機構(PMDA)、医薬品製造販売元、文献などから得られた情報を収集・整理し、他の医療スタッフへ迅速に提供できる体制を整えています。採用医薬品の添付文書、インタビューフォーム、パンフレット、文献などを収集し、薬品ごとに整理・保管しています。

 

 

がん化学療法

がん化学療法(薬を使ったがん治療)が有効かつ安全に行われるよう、薬剤師が処方監査、抗がん剤の調製、患者さんやそのご家族に対する薬の説明などを行っています。また、がん化学療法に関するチームの一員としてカンファレンスへ参加し、化学療法レジメンの登録・管理などにおいて専門性を発揮しています。

化学療法レジメン
がん治療で投与する薬剤の種類や量、期間、手順などを時系列で示した計画書

 


病院見学について

鳥取県内での新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、病院見学は中止しておりましたが、この度再開いたします。
新型コロナウイルス感染症の状況により、見学に必要な書類等の提出をお願いしておりますので、ご了承ください。

薬剤師病院見学申し込みフォーム

薬剤師育成について

 薬剤師育成に関する「研修プログラム」により、新規採用・人事異動・復職(育児休暇明けなど)した薬剤師の研修を行っています。 病院・保険調剤薬局などの経験の有無など、一人一人に合わせたペースで研修を行います。多くの先輩がバックアップしてくれるので、若手でも安心して薬剤の知識や臨床経験を高めることができます。
 また、専門・認定薬剤師の資格取得に対する病院のバックアップ体制が充実しています。在籍する各種認定薬剤師が、資格取得を目指す薬剤師を育成します。

奨学金返還助成制度

奨学金返還助成制度 チラシ

薬剤師として新たに鳥取県内に就業する方を対象に、 奨学金の返還額の一部を助成する制度です。

出身地を問わずご利用いただけます!

鳥取県 交流人口拡大本部 ふるさと人口政策課
鳥取県未来人材育成奨学金支援助成金
https://www.pref.tottori.lg.jp/251627.htm

採用情報

当院含む県立病院の採用情報は
下記HP内にて、随時公開されています。

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