5月19日の開催のとっとりの元気づくり会議西部会議では、「県西部の自然、歴史、文化を活かした地域づくり～NPO、企業、自治組織等の強みを活かして～」というテーマにもとづき、参加いただいた皆さまから、次のような提案をいただきました。

　・今あるものを活かして「にぎわい」をつくっていきたい。
　・県西部は四季折々いろんな花を楽しめる場所があるので、エリア全体を花回廊
　　にして情報発信しては。
　・川でつながっている地域が連携して、清流を取りもどす活動をすすめては。
　・行政の枠を超える手段として、鉄道・道路を活かしては。
　・マップをつくって何かできたらいい。
　・県西部の魅力を地元の人や県外・国外の方にもっと知ってもらいたい。
　・里山の拠点をつくり交流人口を拡大したい。

　その後、 公益財団法人とっとり県民活動活性化センターが、NPOや地域づくり団体等と個別に意見交換を行い、更に次のような意見をいただきました。

　・すばらしいテーマだと思うが、何か切り口（象徴的なもの）を設けてもらった
　　方がよい。
　・県西部各地で取組めるテーマが望ましい。
　・実施期間だけの一過性の取組みではなく、プロジェクト終了後も地域に残るよ
　　うなテーマにしてほしい。
　・地域の課題や困りごとの解決や活力づくりに結びつく取組みにしたい。
　・今現在、存在しているものを、知恵を出して有効活用するような取組みがよ
　　い。

　これら提案・意見を受け、西部プロジェクトチームへの参加申込みのあった団体の皆さまと意見交換の結果、

「県西部には自然、歴史、文化を活かした多彩な活動が展開されているものの、地域の方々が運営している拠点、宿泊・滞在施設等が少なく、地域団体間の連携も弱い。」「住民が主体となって空き家、古民家等を改修・活用し、より密度の濃い交流を促し、地域の拠点としての価値を高め、さらに拠点同士のネットワークを県西部に広げる取組みとして実施してはどうか。」

というアイディアを多くの方からいただきました。　

　ついては、県西部において、シェアハウスやゲストハウス、カフェ等のコミュニティの立上げをすすめ、立ち上げた拠点同士のネットワークづくり「地域の交流・滞在拠点の創出とネットワークづくり」を具体のテーマとして、自然・歴史・文化を活かした事業を行っている多くの活動団体にも参加いただき、連携プロジェクトを立ち上げていくこととしています。