平成25年度イベントカレンダー

作成日:2013年12月19日
弥生講座5「玉づくり」むきばんだ初!「ガラス勾玉づくり」に挑戦です。

12月15日(日)に、ガラス勾玉づくり講座を開催しました。

講師は、愛媛県・松山市考古館の小玉亜紀子さんです。

ガラス勾玉づくり講座は、むきばんだ史跡公園では初めての試みとなります。

参加された13名のみなさんと「鋳込み」という技法でガラス勾玉製作を体験しました。

小玉先生による解説     小玉先生による実演

はじめに、弥生時代のガラス勾玉作りについて小玉先生の解説。続いて先生による実演です。見逃さないよう、皆さん身を乗り出して見つめています。


    ガラス粒を積み上げる作業         鋳型を網の上に乗せる作業 

ぷっくりとした形の勾玉にするためには、鋳型にたくさんガラスの粒を積み上げるとよいのですが・・・。これがなかなか難しいのです。

いよいよ鋳型を火の上へ。積み上げたガラスの粒を崩さないよう、慎重に網の上にのせます。ガラスの粒は、とかすのに600~650度の火力が必要です。


ふいごを使って風を送る      溶けたガラスをゆっくり冷ます

そこで、鞴(ふいご)を使って送風すると、どんどん七輪の中の火力上昇!まるでドラゴンが口から出すように炎が吹き出します。
送風を続けながら、数分ごとに蓋を開け、ガラスのとけ具合を観察。

ガラス粒がうまくとけたら、鋳型を七輪から木炭の上に移動させます。急激に冷えるとガラスにヒビが入ってしまうため、1時間ほどゆっくり冷まします。

 
砥石で形を整える      完成したガラス玉

勾玉を鋳型から外し、砥石で形を整えます。仕上げに、紙やすりで磨いて完成です。

重厚感のある、きれいなガラス勾玉が完成しました。

完成したガラス勾玉と受講者のみなさん
 完成した作品を持って記念撮影。

 

【休園日】

  • 4月の休園日
    4月22日(月)
  • その次の休園日
    5月27日(月)
  • 年末年始の休園日
    12月29日~1月3日

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