
大型竪穴住居跡(SI119)の説明
10月4日(日)に妻木晩田遺跡松尾頭地区で今年度の発掘調査成果をご説明する現地説明会を開催しました。
当日は快晴に恵まれ、60名のみなさんにお集まりいただき、松尾頭地区の大型竪穴住居跡などの調査成果を見ていただきました。参加されたみなさんは、大型竪穴住居の大きさを現地で感じながら熱心に説明に耳を傾けていました。
発掘調査成果
- 竪穴住居跡SI119は、50平方メートルを超える大型の竪穴住居跡で、妻木晩田遺跡の中でも2番目に大きな住居跡であることが分かりました。
- 松尾頭地区に点在する窪地を調査し、弥生時代終末期(3世紀前半頃)のやや大型の竪穴住居跡SI115であることが分かりました。
- 松尾頭地区北東側で大型竪穴住居跡を2棟確認したことで、ムラが最も栄えた弥生時代後期後葉から終末期(2世紀後半から3世紀前半頃)にかけて松尾頭地区に大型竪穴住居が場所を移しながらも継続的に存在していたことが明らかになりました。


現地説明会当日配布資料(PDF)
当日配布資料は下の画像をクリックするとPDFをダウンロードできます。(上;393KB、下;861KB)
