作成日:2020年10月28日
令和2年度発掘調査を終了しました

 10月28日(水)に、8月下旬から実施してきた令和2年度の発掘調査を無事終えることができました。

 今回の第36次発掘調査では、昨年度の第35次発掘調査に引き続いて、妻木新山地区の南側斜面(妻木新山地区休憩舎の南西側)において、弥生時代の遺構の広がりなどを明らかにするために調査を行いました。

 今年は新型コロナウイルス感染症対策をしながら、残暑厳しい中で作業を進めましたが、事故・病気等もなく、調査は順調に進みました。

 その結果、昨年度の調査の倍以上の数の遺構を発見し、斜面をカットして平場を造り出した段状遺構や落とし穴などの土坑、さらに、竪穴住居跡も3棟確認しました。

 これまでは丘陵頂部の発掘調査が中心となっており、斜面部への竪穴住居跡の広がりはほとんど確認されていませんでしたが、昨年度からの調査によって、妻木新山地区の南側斜面では、集落展開期(弥生時代後期前葉<紀元1世紀後半頃>~後期中葉<紀元2世紀前半頃>)を中心とした遺構が斜面中腹付近まで分布し、丘陵頂部だけではなく斜面地も積極的に利用されていたことが明らかになりました。

 調査地は斜面で足元が悪く、現地説明会などで皆さまに直接見ていただくことはできませんでしたが、調査成果の概要を資料にまとめていますので、ぜひ御覧ください。

 また、今回の調査成果をまとめた『妻木晩田遺跡発掘調査研究年報2020』を年度末までに刊行する予定です。

 来年度以降も引き続き、発掘調査を中心とした調査研究を続けていきます。妻木晩田遺跡の新しい発見に御期待ください。

遺構3(竪穴住居跡)
遺構3(竪穴住居跡)

遺構9(竪穴住居跡)
遺構9(竪穴住居跡)

資料

第36次発掘調査成果の概要(PDF2151KB)
 

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